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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで

遡ること数時間前・・・、俺は大吾に連絡をしていた。

こいつの親友には言うとかなな。

藤原丈一郎

通話終了

通話
00:00

西畑大吾

えっ(;゚Д゚)!はっすんが?大丈夫なん?

藤原丈一郎

うん。いまな?病院行ってきて、部屋に戻ってきてやっと寝たところなんや。 「

西畑大吾

えっ・・・丈くんが運んでくれたん?

藤原丈一郎

・・・・うん 、そうや

西畑大吾

ありがとな?心配やんな?

藤原丈一郎

・・・・・

西畑大吾

そこ黙らんといてや

藤原丈一郎

このままおったりたいんやけど・・・(どうしたらええかわからんから電話したのもあるんやけど・・・)

西畑大吾

そうやんな。でも、ごめんな?西畑もまだ講義あるんや。今すぐにでも飛んでいきたいけどそんなわけにはいかんくてな

藤原丈一郎

そりゃそうやわな。わかるよ

西畑大吾

あっ!そうや、他の奴らに連絡してみようか?

藤原丈一郎

そうして貰えると助かるわ。えっ?でもあいつら高校生やろ?他に心当たりないんか?

西畑大吾

まぁ、任せといてや

藤原丈一郎

・・・・・

西畑大吾

それよりさ、はっすんにはプリン買って行ったってな?どんなに具合が悪くてもプリンがあれば病気なんて治っちゃう人やから

藤原丈一郎

えっ・・・・

俺はたった今買ってきたものを見て、固まった。

俺は既にプリンを手にしていた。

ってかこいつがコンビニで毎日5個も買うてくから。

(1人暮らしのくせに・・・)

さすがに覚えてしもて・・・・。

なんて死んでも言えやんやん!!

西畑大吾

丈くん?どうした?

藤原丈一郎

・・・・・・ブリンならあいつが毎日買うてくのを見とるから、買ってきた・・・・

⤴と、自爆。

このあと1人赤くなる姿を、だれも見ることはなく・・

藤原丈一郎

(あいつ、1人のくせに5個も1度に食べるんか?)

⤴さらに自爆(笑) いや、これは心の声。

藤原丈一郎

まだ、在庫あったりして?

西畑大吾

(笑)なーんや俺よりわかってくれとる人がおった。なんやかんやいつのまにやら仲良しやん

藤原丈一郎

あほ!わかっとるわけないやろ?💦💦っていうか誤解するような言い方やめて

西畑大吾

あはは!ごめんごめん。
丈くんこそ学校は?休むん?
ごめんな?

藤原丈一郎

いや・・・・午後の講義には間に合うようにしたいなって

西畑大吾

そっか。行けやんくてごめん。あと、はっすんの看病してくれてほんまにありがとう。半日潰してしもたな

藤原丈一郎

えっ?なんでや

西畑大吾

だってさ、丈くんがおらんかったらさ、はっすん風邪こじらせとったかもしれやんやろ?

藤原丈一郎

まぁ、そうやけど・・・

西畑大吾

じゃあさ、連絡してみるからまっとってな?

藤原丈一郎

・・・うん、じゃあな

そう言って電話を切り、まだ寝たままの大橋を見つめた。

大橋和也

ケホケホ・・・・

まだ、咳をしていて苦しそうや。

熱も高いみたいで、頬が熱い。

ってかまさか昨日の雨で風邪ひいたんか?

なにがあった。

⤴気になるのか。

大橋和也

・・・・ ハァハァ

放っておけやんかった。

もしも具合が悪そうなのがあいつ以外やったら俺は声を掛けてなかったかもしれやへん。

大橋和也

ケホケホケホケホ・・・・

藤原丈一郎

・・・・・

苦しそうに咳き込む大橋を放って離れてもええんやろうか?

大橋和也

・・・・っ・・・

藤原丈一郎

・・・・・

寝顔をしばらく見つめて、思わずほっぺに手を当て・・・・

藤原丈一郎

お前のうるさいくらいの声が聞こえやんくて寂しいわ。はよ治せや

と、小さく呟いみた。

すると、少しだけ息遣いが落ち着いた気がする。

もう一度、大橋の頬に手を当てようとしたら、

ピンポーン

藤原丈一郎

ビクッ(-’๏_๏’-)

その手を引っ込め・・・

藤原丈一郎

(ヤバっ。俺何しようとした?)

そう言って玄関に行き・・・

大西流星

こんにちは!流星ですっ!大ちゃんの代わりに来ました!!

呼び鈴を押したのは流星で・・・

藤原丈一郎

入って?

大西流星

あはは!なんか丈くんちみたいやん。一緒に住んでるんかな?

藤原丈一郎

・・・っなわけあるかっ!隣に住んどるだけや!同棲やないやろ?

大西流星

そうでしたァ。(´>ω∂`)てへぺろー

藤原丈一郎

・・・・悪いな。来てくれてありがとう

大西流星

あれー?素直な丈くんだ!

藤原丈一郎

あのなぁ・・・

大西流星

僕は全然大丈夫!暇を持て余していましたし?

藤原丈一郎

暇って・・・・。そういえば、学校は?今日は平日やで?

大西流星

学校行きたくなくて休んだ・・・。虐められてるし・・・

藤原丈一郎

えっ(;゚Д゚)!マジで。

大西流星

あー!信じてませんね

藤原丈一郎

いや、だって・・・そんなふうに見えやんし・・・

大西流星

だって、僕・・学校行きたくないんだもん

藤原丈一郎

・・・・けど・・

大西流星

あっ、でも別の高校に行ってみやへん?って誘われたんや。
みっちーや謙杜も一緒みたいやから行ってみようかなーって

藤原丈一郎

そうか。それならなんも言わへん

流星は大橋のタオルを変えると・・・

大西流星

大橋くん、だいぶ熱が下がったみたいですね。病院行ってきたんですよね?

藤原丈一郎

さっき飲ませた熱冷ましの薬が効いてきたみたいやな。さっきまで咳こんでて苦しそうやったけど・・・・。ほんまによかったわ。

大西流星

息遣いも落ち着いてるし・・

藤原丈一郎

じゃあ俺、学校へ行ってくるわ。あとは頼んだ!

大西流星

ラジャー( ˙꒳​˙ )ゝ頼まれました!ミッションを開始しマース!

藤原丈一郎

ははっ。なにそれ(笑)

大西流星

行ってらっしゃい!ご主人様(⋆ᴗ͈ˬᴗ͈)”

と、おじぎをする

藤原丈一郎

いや、ご主人様ちゃうから。じゃあな!行ってきます

丈くんは笑いながらも手を挙げてドアを閉めた。

このあと流星がめちゃめちゃニヤついていたのを見ないまま・・・・。

Timeless Love~なにわ男子BLストーリー~(丈橋編)

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