鬼の子と神の力をもつ子と鬼殺隊

第7話

響花の過去最終回

113

2021年12月13日

#鬼滅の刃

#夢小説

#ファンタジー

時雨︎⋆̩☂︎*̣̩カッチーン

神輿柴雲雀

何をするつもり……？

胡蝶しのぶ

別に貴女に危害を与えるつもりはありません

胡蝶しのぶ

ただ、これからの貴女の返事次第では、首を斬ることになりますが

神輿柴雲雀

……

胡蝶しのぶ

まず、貴女には鬼殺隊に入ってもらいます。

神輿柴雲雀

……何故？

胡蝶しのぶ

貴女のその人間にもなれる、鬼にもなれる、その誰にも持っていない力で、鬼を倒していって欲しいのです

胡蝶しのぶ

それに、鬼殺隊に入隊したら、貴女は隊士に命を狙われることもないですし、鬼たちが貴女の命を取りに行くのも難しくなります

神輿柴雲雀

……なるほどね。

神輿柴雲雀

わかった。入ろう。

胡蝶しのぶ

わかりました。それでは着いてきてください

胡蝶しのぶ

歓迎します。神輿柴雲雀さん

神輿柴雲雀

ここは……？

胡蝶しのぶ

私の家で、ここはあなたの部屋です。

胡蝶しのぶ

好きに使ってください（ ˆᴗˆ ）

神輿柴雲雀

ありがとう……ございます

胡蝶しのぶ

あ、ちなみに雲雀さんの入隊方法は普通の人とは少し違うことをしてもらいます。

神輿柴雲雀

わかりました、それまでに力をつけてて

胡蝶しのぶ

いえ、力等は今回に至っては一切要りませんよ

神輿柴雲雀

……？

胡蝶しのぶ

当日のお楽しみです。

そして当日

不死川実弥

おいコラァ

不死川実弥

なんで俺が鬼の入隊試験に協力しなきゃならねえんだ

胡蝶しのぶ

まあまあ、いいじゃありませんか。

胡蝶しのぶ

彼女は身体能力も剣術も並の隊士以上。

胡蝶しのぶ

あとは人間を食べるか食べないか……

胡蝶しのぶ

それを試すだけです！

不死川実弥

チッ……

神輿柴雲雀

あ、あのなんかごめんなさい、

不死川実弥

あ？

不死川実弥

……チッ

実弥が腕を少し斬り、血を流す

神輿柴雲雀

？！な、何してるんですか！？

不死川実弥

は？

神輿柴雲雀

手当しないと……

そう言い雲雀は直ぐに救急箱を持ってきた

神輿柴雲雀

傷跡残っちゃいますよ……

胡蝶しのぶ

(^^)ﾆｺｯ

胡蝶しのぶ

人を食べるどころか、怪我した稀血の不死川さんをなんの躊躇いもなく手当しましたね(*^^*)

不死川実弥

……チッ

胡蝶しのぶ

これであの子は鬼殺隊の一員として、認められるでしょう？

不死川実弥

…………

不死川実弥

いつまで影から眺めているつもりですか？御館様

産屋敷耀哉

さすがは柱だね。実弥

神輿柴雲雀

……？

産屋敷耀哉

君と会うのは初めてだね。

神輿柴雲雀

は、はい……！神輿柴雲雀です……、

胡蝶しのぶ

御館様……産屋敷耀哉様は、鬼殺隊の当主です

神輿柴雲雀

！m(__)m

産屋敷耀哉

そんなにかしこまらなくてもいいんだよ？

産屋敷耀哉

私は、鬼と人間の間から生まれた、鬼人の君を見に来ただけさ

神輿柴雲雀

鬼人……？

産屋敷耀哉

御伽噺にあるんだよ。鬼と人間の間から生まれた、鬼人。

産屋敷耀哉

鬼人は、普通の鬼よりも何倍も強く、何倍も賢かった。だが同時に、
人の心も持ち合わせていた。

産屋敷耀哉

人を食べなくても生きていけるが、人間からは嫌われる。また、その強さを手に入れようと、鬼から狙われる。そんな存在だ。

産屋敷耀哉

だが、その鬼人は悪いことに使うのではなく、いいことに使うと決め、
1人で人間を襲う鬼たちを倒していき、いつしか、立派な鬼殺隊士と認められた。

産屋敷耀哉

というお話さ

神輿柴雲雀

なるほど……

産屋敷耀哉

君はそのおとぎ話に出てくる鬼人そのものだ。

神輿柴雲雀

！

産屋敷耀哉

私はそんな君を応援しているよ。

産屋敷耀哉

頑張りなさい、

神輿柴雲雀

は、はい！

そして私は鬼殺隊に入隊した。そこからはずっと、鍛錬と、任務に励んだ御館様の期待に応えられるように。いつか、鬼が人間を食べなくなり、共存出来たらいいなという、思いを胸に＿＿＿

鬼の子と神の力をもつ子と鬼殺隊

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時雨︎⋆̩☂︎*̣̩カッチーン

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