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ふとした瞬間の幸せを。
カーテンから少し差し込む陽の光で目が覚めた。
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nakamuは欠伸をしながら腕をぐ、と伸ばす。
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横をチラ、と見ると膨れ上がった毛布。 俺は少し微笑んでその膨れ上がった毛布の下にいる正体を想い、ベッドから出た。
顔も洗って、髪の毛も整えて、今日の俺もバッチリ可愛い。 少し鼻歌混じりでキッチンに向かった。
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くぁ、とまた欠伸をした彼。 料理に取りかかった。
トン、トン、トン
階段を降りる音がする。
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俺の…
ギュ
後ろから抱きしめられる。
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朝、こいつが起きてくる足音。 俺を抱きしめてくれるこの腕。
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少し微笑んだ彼-シャークん-。 俺の大事な彼氏様である。
この、些細な朝の出来事が。
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冬
冬
冬
冬