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蒼
桃くーん！お友達できたよ！
そう蒼から聞いたのは
始業式の帰り道
なんだか少し切なくて
桃
ふーん
そんな気の抜けた返事をした
蒼
あれ？寂しくなった？
そうおちゃらけて言うからムカついて
桃
別に？
桃
そいつが蒼に課題写させてくれると
桃
いーな
蒼
別にもう自分でやるもん、、、
桃
できるのぉ？
蒼
ﾑｯ
蒼
僕だってできるし！
そう言って拗ねる君は
とっても可愛くて
ずっとからかいたくなる
桃
それで？誰？
蒼
え？
桃
友達できたんでしょ？
蒼
あぁ！黄くんと赤くん！
あの二人か
ならまぁいいか
桃
そう
桃
その2人良い奴だから
桃
蒼でも仲良くしてくれるよ
蒼
蒼でも！って何？！
蒼
そんな意地悪なこと言う桃くんは
蒼
お友達できたんでしょーね？
桃
もちろん
桃
たくさんできたわ
蒼
そっか、桃くん社交性だけは
蒼
ちゃんとあったもんね
桃
は？
蒼
僕の前だけ本性表してるタイプ？
桃
そうだよ
蒼
へー、
そう言って話さなくなった蒼
桃
何？嬉しいの？
蒼
はぁ？！そんな訳ないから！
なんてちょっとツンデレみたいで
桃
可愛い((ﾎﾞｿｯ
蒼
へっ///
桃
蒼どうかした？
蒼
べっつにー？//いいや
そういう蒼の顔は真っ赤だった
俺の呟きが聞こえてなければいいや
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