太陽が眩しい。
私は麦わらの帽子を被りゆあんくんと一緒に街を回ることにした。
この街の子供A
まだ小学生くらいの女の子がそう言うと、周りにいた子供たちは私の所へ駆け寄ってきた。
この街の子供たち
ショコラ姫、すごく人気なんだな…
大丈夫かな、私あんまり小さいこと遊んだことない…
と、とりあえず…
et
et
この街の子供たち
かくれんぼ…走る系じゃなくて良かったぁ~
私はとても安心した。
だけど悲劇はその後に起こった。
et
この街の子供たち
この街の子供たち
あ、やばい…
ゾワッと体に寒気が走る。
さっきまで安心していた私とは正反対
et
この街の子供たち
よ、良かったぁ~ なんとか言って逃れることが出来た。
この街の子供たち
et
ふぅ、一安心だ。
et
et
子供たちはみんなそれぞれと走り出す。
et
私は泣きながらゆあんくんにしがみついた
et
私が泣いているとゆあんくんがふふっと笑った。
et
yan
yan
ゆあんくんはニコりと優しく微笑んだ。
この時はまだ気づかなかった。
ゆあんくんのことを少しづつ好きになっていることに。
yan
et
私は涙を拭いてニコりと微笑んだ。
et
私はゆあんくんと一緒に子供たちを探しに行った。
だけど私はなかなか見つけれず、走っている間になれない靴で靴擦れで足が痛くなってしまった。
et
はぁ、いつもショコラ姫はこの靴を履いて走ったりしてるのか、
すごいな~
私が足を引きづりながら歩いているとゆあんくんが駆け寄ってきてくれた。
yan
et
私はエヘヘ~と笑ってみたけれどやっぱりその笑みは嘘っぽくお城へ帰ることにした。
子供たちはゆあんくんが全員見つけてくれたおかげで何とかなった。
私が足を引きずって歩いていると、フワッと体が軽くなった。
どうなってるんだ?
ん?
私今ゆあんくんにお姫様抱っこされてない?
え、え、えぇぇ!
私は驚きのあまりキャーと叫んでしまった。
yan
et
yan
え?
yan
えぇぇぇ!
いいなショコラ様、私ももっとお姫様抱っこされたい…
…
…
え?
私今なんて、
き、気のせい!
忘れよ!
梨恋
梨恋
梨恋