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このグルーム学院は、全寮制らしく、寮に入らなければならないらしい。 他の兄様方も寮に入っているらしい。
当然王族なので、VIPルームのような部屋だ。 もちろん俺も一応王家の1人なので、部屋が豪華だ。
部屋に入る時、誰にも会わなかったのが幸いだ。
アルト
暇だ。 何もやることがない。 入学式は…サボった。 俺が行ってもメリットはないだろ?
もちろん授業も全てサボる。 俺1人居なくても大して目立たない…はず。
……とりあえず魔法を極めよう。
部屋から出て、図書館に向かった。
アルト
俺が知らないような内容の本が沢山あり、どんどんと本にのめり込んでいった。
気付けば窓の外は薄暗くなっており、図書館にもちらほらと人が集まっていた。
その中にウィリアム兄様も居た。
第5王子(ウィリアム)
アルト
第5王子(ウィリアム)
アルト
第5王子(ウィリアム)
アルト
第5王子(ウィリアム)
第5王子(ウィリアム)
ウィリアム兄様に従い、図書館を去った。
いい加減差別ももう慣れてきたが、まだやはり心苦しい。