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ジミナを、殺す?

テヒョン

母さん、何言って……!

テヒョン母

仕方ないのよ

テヒョン

仕方なくなんかない

テヒョン母

私の夫、つまりテヒョンのお父さんは

テヒョン母

殺し屋同士で殺りあって亡くなったのよ

ジミン

…………

テヒョン

……!

俺の父さんまでそんな目にあってたなんて

テヒョン

なら、殺し屋の継承をやめればいいじゃん

テヒョン

母さんのつらい顔もう見たくないし

テヒョン母

…………

テヒョン母

……できない

テヒョン

は?

テヒョン母

私にはできない

そういう母さんは

目に涙を溜めていた

テヒョン母

……できない

こう言うしかなかった

テヒョン

なんで

ジミン

…………

ジミン君もさっきからずっと黙っている

テヒョン母

継承を途切れさせるには

テヒョン母

誰かを殺してからじゃないとダメ

テヒョン母

そういうルールがあるの

これは本当

テヒョン母

だから、ジミン君を殺すの

テヒョン母

継承を途切れさせるために

ジミン

…………

テヒョン

俺じゃダメなのか?

テヒョン母

殺し屋の子供はダメなの

テヒョン

…………

ジミン

わかりました

ジミン

僕を殺してください

テヒョン

ジミナ……⁉

ジミン

僕を殺してください

こう言うしかなかった

テヒョンアのためにも

テヒョン母

……わかったわ

テヒョン

母さん……!

ああ、そういえば今日はヒョンとジョングガが来る日だ

ごめん、みんな

来た時にはきっともういないから……

ジミン

(あ、包丁……)

ジミン

(僕は包丁で刺されて死ぬのか……)

テヒョン

ジミナッ!!!

テヒョンアの叫ぶ声が聞こえる

でも、僕の人生はもう終わり

さようなら、みんな

テヒョンア、愛してたよ――

そう思って目を閉じた

ズブッ

ジミン

(嫌な音)

ジミン

(でも、痛くない……?)

おそるおそる目を開けてみると、

テヒョンアが僕の前に立っていた

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