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太宰治

任務は、ある組織を壊滅
させること。

太宰治

地図のルートじゃなくて、
案内だし、

太宰治

えーと、次の信号を右に…。

泉鏡花

ある組織ってことは、なんの組織か
分からないのね。

泉鏡花

…。

太宰治

鏡花ちゃん、私が全員●す。

泉鏡花

大丈夫。私にだって●せる。

泉鏡花

私は、貴方を守るために
ここにいる。

太宰治

…。そうかい。

太宰治

ありがとう。

太宰治

(でも、私も心配なのだよ。)

太宰治

…。

太宰治

(人を●した私は…、)

人を守れるのか?

太宰治

(鏡花ちゃんを…、
守れるのか…。)

太宰治

(人を…。)

太宰治

太宰治

(あれは…、)

織田作之助に似てる人。

…。

太宰治

(織田作…!?)

太宰治

織田作ッ!

泉鏡花

太宰治

(否…、似てる人か…。)

泉鏡花

ねぇ、大丈夫?

太宰治

あ、あぁ大丈夫だよ。

太宰治

似てる人がいただけさ。

太宰治

今も、いてほしいな。(ボソッ

泉鏡花

…。

太宰治

(織田作…。)

太宰治

(話を聞いてほしいよ…。)

太宰治

(否、聞いてくれ。)

太宰治

(私は…、鏡花ちゃんを…
人を…、守れると思うかい?)

太宰治

(織田作。君は、どう思う。)

太宰治

(私は…、人を●した
人を守れると思うかい?)

太宰治

(嗚呼…、返事がほしいね…。)

太宰治

…。

泉鏡花

…。

泉鏡花

(貴方は…、自分の気持ちを
言ってほしい…。)

泉鏡花

(辛いなら…、言ってほしいけど)

泉鏡花

(貴方は、とぼけるのかな。)

泉鏡花

(にしても、似てる人って
誰なんだろう。)

泉鏡花

(今も、いてほしい人…、か。)

太宰治

次の、歩道橋の左に行って…、

泉鏡花

(待って…?)

泉鏡花

(この道…!!)

泉鏡花

(ある組織って!)

太宰治

(なるほど…、)

太宰治

(ある組織というのは…、)

太宰治

(まずいな。)

泉鏡花

ねぇ、

太宰治

考えていることは、同じかな。

泉鏡花

ある組織とは、

武装探偵社。

太宰治

恐らくね。

太宰治

はぁ…、まだ隠れてるのか。

太宰治

あいつ…。

太宰治

ねぇ、いつまでついてくるんだい?

泉鏡花

幹部さん。

中原中也

…。

中原中也

んだよ、ばれてんのか。

太宰治

隠れてたの?

泉鏡花

分からなかった。

中原中也

てめぇら、2人そろって…。

太宰治

で?中也は、何のよう?

中原中也

てめぇらと、探偵社を潰すんだよ。

太宰治

(やっぱり…、)

泉鏡花

(探偵社なの…。)

中原中也

まぁ、さっさと行こう。

太宰治

あぁ、

泉鏡花

うん…。

太宰治

(まさか、中也をいれるとは…。)

太宰治

(これじゃあ、身動きが難しい。)

太宰治

(どうする…。)

太宰治

(どうするッ!)

泉鏡花

(恐らく、彼(太宰)の何処かに
GPSがついてる…。)

泉鏡花

(怪しい動きをしたら、
バレる…。)

泉鏡花

(幹部の証言も加わり…。)

泉鏡花

(これだと…、探偵社が危ない!)

中島敦

国木田さん!マフィアが
攻めてきます!

国木田独歩

まずいな…、来るのは時間の
問題か…。

中原中也

なぁ…、

泉鏡花

何。

太宰治

なんだい?

中原中也

鏡花って言ったな。

中原中也

てめぇ、

スパイか?

太宰治

(!?)

泉鏡花

(!?)

泉鏡花

なぜ、そう判断できるの。

太宰治

鏡花ちゃんは、違う。

太宰治

鏡花ちゃんは、探偵社を潰す作戦に反対していないだろう?

泉鏡花

…。

太宰治

あと、ここ任務は人を●す。

太宰治

それを、鏡花ちゃんに伝えた。

太宰治

探偵社員のスパイなら、●す任務は
抵抗感があるだろう?

泉鏡花

…。

太宰治

…。

中原中也

じゃあ、太宰。

中原中也

これは、なんだ。

それは…、 探偵社員ほぼ全員が別の場所に 避難してる写真だった。

中原中也

ここには、探偵社員はいねぇ。

中原中也

この作戦は、マフィアの話。

中原中也

なぜ、もう探偵社が逃げている。

中原中也

情報を通達してるやつは、

中原中也

鏡花、てめぇくらいなんだよ。

泉鏡花

…。

太宰治

…。

中原中也の日記手帳ー。 ※今回の話に関係はありません。

◯月□日 今日は、芥川を誘って 夜ごはんを外で食べた。 なんだかんだ、食べ終わり、 芥川が、「無花果のパフェ」を たのんで少しビックリした。 なんか、聞くと無花果が 好きらしく。初めて知った。 俺は、ガトーショコラのケーキを 頼んだ。美味しかった。

中原中也の日記手帳、終了

あの時に戻りたい。

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無花果無花果〜!

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