桃side
青
桃くんいる~?
今はお昼
廊下からバカでかい声で俺のことを呼んでいるのは親友の青
仕方ねぇ、行くか…
重い腰をあげ、青のところへ向かう
桃
どうしたんだよ
青
桃くんに相談があって…
青
屋上来てくんね?
桃
あ~、おけ
青からの相談はそうめずらしくない
しかし、屋上でするとか言いづらい相談なのか?
屋上__
桃
で、ど~したよ
青
あの、実は…
青
黄くんを見てるとなんか胸がぎゅ~ってなるの
青
でも、黄くんが桃くんと仲良くしてるとこ見るともやもやしちゃうの
青
これってなに?
桃
うん、それは青…
桃
“恋”だね
青
…やっぱり?
桃
おう
青
まじかぁ~
青
もしかしたら初恋かもしんないわ笑
桃
よかったじゃね~かよ
青
僕、これからどうしたらいいの?
桃
う~ん…
確か青、前に黄くんにラブレターもらってたよな?
それなら両思いは確実だし…
桃
やっぱり告白だな
青
む、むりだよッ、!
桃
直接じゃなくてもいいんだよ?
桃
ほら、ラブレターとか
青
なるほどね~
桃
お前ももらってたしな、黄くんに
青
そっか、そうだよね…
青
よし!今日、お手紙(ラブレター)書いてみるわ!
桃
お~、そうしろそうしろ
青
ありがとう、桃くんッ!
問題が解決できたらしい
青は教室に戻って行った
俺も戻ろ
教室__
黄
あの、桃くん
黄
ちょっと相談があって…
桃
おういいぜ
今度は黄くんか
俺が恋のキューピットにでもなってやるか笑
桃
それでど~したんだ?
黄
僕、青くんに告白したじゃないですか?
桃
そうだな
黄
今も好きなんですけど、青くんが好きになってくれる気配がなくて…
桃
大丈夫だ、黄くん
桃
最近の青が黄くんのことかわいいとか言ってるしな笑
黄
そ~なんですけど…
自信がないのかはっきりしない黄くん
いっそのこと黄くんにも告白させるか
桃
もう1回告ってみたら?
黄
へ…、?
桃
そしたら青にもっと意識してもらえると思うし
黄
そうですね!
黄
ありがとうございますッ、!
桃
おう、がんばれよ!
黄
はいッ!
るんるんで席に戻っていく黄くん
あと1歩のところまでいったな笑
早くくっつけよ!
そう思う桃であった
NEXT→♡200~