マスター
もう、後戻りはできない。
このゲームをクリアしなければ
ここから出ることは不可能。
ゲームクリアには、
マスターの命令に従う…。
それが第一歩だ。
いえば、満足させたモン勝ちの 王様ゲーム。
間宮 二之
マスター
ガチャン
擦れた金属音と共に、 辺りが明るくなった。
近くにある証明用のレバーが上がったのだろう。音が近かった。
やがて、じんわりと視界がハッキリと する。
花咲 一城
間宮 二之
間宮 二之
花咲 一城
お互いに顔を合わせるのは初めてだった
一城の顔は、高2とは思えないほど童顔で…声によく似合っていた。
身長は俺と変わらないが、小動物を連想させる顔立ちに…
生死をかけているといえど笑いかけた。
花咲 一城
間宮 二之
間宮 二之
間宮 二之
間宮 二之
俺が正面に視線をむけると…
怯えて立つ2人の少年の姿があった。
花咲 一城
一城の喉が小さくなった。
無理もない…。
今からあの2人と、生死をかけた闘いをするのだ…。
どちらかのペアが死ぬ。
だが…。
間宮 二之
間宮 二之
間宮 二之
間宮 二之
花咲 一城
花咲 一城
花咲 一城
間宮 二之
花咲 一城
一城が何を言いたいのか… 俺にはわからなかった。
だけど、俺をみる一城の瞳が…
どこか……
迷いのない光を放っていた。
マスター
マスター
マスター
マスター
何馬鹿なこと言ってやがんだ…
俺は一刻も早く生き残りたいのに…っ
間宮 二之
マスター
間宮 二之
間宮 二之
俺が告げると、マスターの声色が変わる
あいにくアナウンスだ…。
奴の顔を拝めることはできない。
ただ、怒っているような気がした。
マスター
マスター
協力…だと?
具体的に言えよ。
そう思ったが遅かった。
アナウンスは途切れ、静まり返る。
花咲 一城
花咲 一城
間宮 二之
すると部屋の電気が消えた。
何も考える間もなく。
間宮 二之
花咲 一城
相手男子1
相手男子1
相手男子2
相手男子2
花咲 一城
花咲 一城
相手男子1
相手男子1
間宮 二之
相手男子2
相手男子2
相手男子2
花咲 一城
花咲 一城
間宮 二之
間宮 二之
相手男子1
相手男子1
間宮 二之
俺は瞬時に判断した。
相手を殺すことは…もしかしたら
ルール上可能なのでは…と。
だとしたら、この暗闇の中だ
武器をもっていない俺らは不利…。
何を協力し、達成すればいいのかも分からない。
だとしたら……っ
考えるしかないっ!!
間宮 二之
花咲 一城
パシッ
俺の手に、再び温もりが宿った。
慌てて一城の手を掴み、走る。
花咲 一城
間宮 二之
間宮 二之
間宮 二之
間宮 二之
花咲 一城
間宮 二之
間宮 二之
間宮 二之
花咲 一城
間宮 二之
間宮 二之
花咲 一城
間宮 二之
間宮 二之
間宮 二之
相手男子1
相手男子2
あいにく、奴らからは俺らが何処に逃げたか検討もつかないらしい。
だったら今のうちにレバーを…っ
花咲 一城
ズテンッ
突然、一城の手が俺の手の中から消える
花咲 一城
間宮 二之
花咲 一城
間宮 二之
花咲 一城
花咲 一城
間宮 二之
間宮 二之
間宮 二之
間宮 二之
花咲 一城
花咲 一城
どこだ…………?
パシッ
間宮 二之
相手男子2
相手男子1
花咲 一城
間宮 二之
間宮 二之
花咲 一城
ゴツンッ
間宮 二之
間宮 二之
花咲 一城
どうやら壁まで来たらしい。
となれば、レバーを探せば…
間宮 二之
花咲 一城
間宮 二之
花咲 一城
花咲 一城
間宮 二之
花咲 一城
ガチャン
そんな音と共に、再び辺りは 明るくなった。
相手男子1
相手男子2
間宮 二之
花咲 一城
花咲 一城
花咲 一城
間宮 二之
俺は奇妙に笑った。
そして呟いた。
間宮 二之
花咲 一城
相手男子2
相手男子2
相手男子2
相手男子1
奴らの手に、ナイフなどなかったのだ。
花咲 一城
間宮 二之
間宮 二之
間宮 二之
花咲 一城
相手男子2
間宮 二之
間宮 二之
間宮 二之
花咲 一城
相手男子1
間宮 二之
俺は叫んだ。
迷いはなかった。
マスター
マスター
花咲 一城
相手男子1
相手男子2
マスター
マスター
マスター
マスター
マスター
間宮 二之
マスター
マスター
マスター
マスター
相手男子1
相手男子2
マスター
マスター
マスター
マスター
相手男子2
相手男子1
相手男子1
マスター
マスター
マスター
マスター
そんなマスターの声を聞いた後。
俺らの意識はとんだ。
目が覚めると、やはり暗闇にいた。
間宮 二之
花咲 一城
花咲 一城
間宮 二之
間宮 二之
花咲 一城
花咲 一城
間宮 二之
花咲 一城
花咲 一城
花咲 一城
確かに、マスターはそんなことを言って……。
花咲 一城
間宮 二之
花咲 一城
花咲 一城
花咲 一城
花咲 一城
間宮 二之
花咲 一城
間宮 二之
間宮 二之
間宮 二之
花咲 一城
花咲 一城
花咲 一城
間宮 二之
花咲 一城
花咲 一城
間宮 二之
花咲 一城
間宮 二之
花咲 一城
間宮 二之
花咲 一城
間宮 二之
間宮 二之
間宮 二之
花咲 一城
花咲 一城
花咲 一城
花咲 一城
花咲 一城
ギュッ
間宮 二之
ふと、隣にいたであろう一城の両手が
俺の手を握った。
そして、たくましい声で彼は言う。
花咲 一城
花咲 一城
-To Be Continued-
コメント
5件
最高です!続き楽しみです!
読みやすくて良いですね! 続き待ってます!
続き楽しみにしてます!