数時間後

思ってもいなかったんだ

決戦の日に

大事なものを失うなんて……

ブリ子が来る前の…

"平和"な日常に戻りたいな

なんて…

もう。遅かった…

ごめんね。"葵"

信じられなくて。

心の奥底は

土砂降りの雨が降っているよ。

高専の皆は。

守れなくてごめん。

信じられなくてごめん。

気づいてあげれなくてごめん。

謝ることが沢山あるよ。

本当にごめん。

今わね。

謝ることしか出来ないよ

あはは…

本当に嫌いだったのは

"自分だったよ"

葵。

ごめんね。

戦いたくもないんだよな……

葵はさ……

僕の何十倍も

辛いのかな……

そういう訳じゃないか。

"いじめっ子がいなくなって良かった"

なんて

言った僕が馬鹿だった。

僕の方が馬鹿だった

まっててね

決戦の日にもう一度。

話をしようね。

葵。

闇堕ちさせたのは僕もなんだけど……

許してくれるわけが無い

どれだけ罪を償えば……

"葵の隣に教師として立つことが出来るのだろうか"

次♡150で！