エウデュリケ高等学校│2年前 3F廊下
辿り着いた廊下からは鉄のような匂いが漂っていた。 視界の下ら辺が赤い気がするが見たくないと本能が言っている。 そんなば所の中央でぼけーと立ち尽くしている人影。
○○
先生……?
白いうねりのある長髪をゆった後ろ姿、2年担当 ジョセフ先生
ジョゼフ
あぁ……君たちか少し遅いかな
先生は振り向き少し微笑みを見せながらそう言った
ナワーブ
これはどういうことだ……?
ナワーブさんはいつもよりずっしりとした重い声でそう問う
ジョゼフ
そんなに睨まないで? まぁ場所を変えよう。ここは生臭い
エウデュリケ高等学校│5F会議室
○○
でどういうことなんでしょう。あ れは
先生は随分といつもより落ち着いていた。 その態度がますます怪しさを引き立てる。
ジョゼフ
あっあの……話すからやめてくれないかい……??てか凄い疑ってるよね?
ひぇぇという情けのない声を上げそうな今にもあげそうな顔である
○○
(あっうん……前言撤回、4人の高身長男子生徒に4方向からガンを飛ばされ、
焦る自分を落ち着かせていただけだ。少し哀れみの目を送ることにしよう。
疑ってすいませんでした。)
焦る自分を落ち着かせていただけだ。少し哀れみの目を送ることにしよう。
疑ってすいませんでした。)
ナワーブ
あ”?実際そうだろ
ノートン
先生いつかはやると思ってたよ
イライ
見損ないましたよ!
イソップ
教師やめて、人生辞めることを推奨します。
ナワーブさんはまだいい、アトラクションのやつ! 完全に茶番が始まっている。 というか、先生が生徒のあたりの強さに驚いて顔面崩壊を起こしてる
ジョゼフ
えっ私君たちに何かした?
ナワーブ
喋んな人殺し
ジョゼフ
勘違いされてることはよォーくわかった。
ジョゼフ
遡ること少し前、職員室であのイカレ大根に押し付けられた、書類を私は片付けていた。
すると悲鳴が聴こえてね。そりゃ焦って、廊下を覗いた、
そしたら、うさぎの着ぐるみを着たやつがナイフで、、、
マグロの解体ショーをしていたんだ。
すると悲鳴が聴こえてね。そりゃ焦って、廊下を覗いた、
そしたら、うさぎの着ぐるみを着たやつがナイフで、、、
マグロの解体ショーをしていたんだ。
何故だろうかうさぎが学校の廊下で解体ショーにという謎ワード。 今更ながら退学したい。なんなんだこの学校。 兎の着ぐるみというのでもうアレ関係なのは確定だが
ジョゼフ
それでなんか注意するにも驚きで出来なくて呆然としてたら、
やつは消えたんだ。慌てて、みんなを違う場所に移して掃除をしようとした。
すると、この紙が落ちていたんだ。
やつは消えたんだ。慌てて、みんなを違う場所に移して掃除をしようとした。
すると、この紙が落ちていたんだ。
先生が紙を前につきだす。
ジョゼフ
「兎の解体ショーにご招待。
生徒会メンバー諸君へ
regret interrupting(邪魔したことを後悔しろ)」
先生は読み終えるとため息を吐いた。
ジョゼフ
全く君たちは何をしたんだい?
顔はわざとらしく呆れている。
ふざけているかと思えば……事態はやはり思ったより深刻だ。