江鳥 楓
....
江鳥 勇
おい、楓。
江鳥 楓
...なんですか?勇兄様、
江鳥 勇
....とりあえず着いてこい。
江鳥 楓
(酷いことされるのですかね、)
江鳥 志乃美
(大丈夫かな、楓、)
江鳥 楓
....あ、あの、
江鳥 勇
なに、
江鳥 楓
....ここまで来て、何を、?
江鳥 勇
....
江鳥 勇
稽古、つけてやるから
江鳥 勇
さっさと用意しろ
江鳥 楓
...え、
勇から放たれた言葉は予想外だった
稽古...?自分に?
江鳥 勇
お前の為じゃないからな?俺ら一族を守るためだから
江鳥 楓
はい!ありがとうございます!
しばらくして...
江鳥 勇
出来るじゃん。あとは日々練習と、毎日運動をするように。
江鳥 楓
はぁっ、はぁっ、は、はい...疲れました..,
江鳥 勇
そうだろうな、
江鳥 勇
あとでお茶持ってきてやるから
江鳥 楓
何から何まで....はぁっ、ありがとう、ございます、
江鳥 勇
本当に体力が無いな、お前は
江鳥 楓
あ、あはは、
江鳥 椿
楓、勇、カステラができましたよ
江鳥 楓
お母様!
江鳥 勇
あぁ、椿さん、
江鳥 椿
稽古ですか?珍しい2人ですね
江鳥 楓
はい、!頑張りました!
江鳥 勇
まだまだコイツは伸ばせると思うんで、まぁ?しょうがなく?やってあげたんすよ
江鳥 椿
ふふ、2人とも偉いですね
江鳥 椿
カステラ置いておくので、食べてて下さい。私は少し、任務がありまして
江鳥 勇
ありがとうございます。
江鳥 楓
ありがとうございます!お母様!
江鳥 椿
それでは、
お母様お手製のカステラ ほんっとに美味しい
頑張った甲斐があった、と 胸を撫で下ろす
江鳥 楓
部屋でゆっくり食べましょうか、!
江鳥 勇
あぁ、そうだな
江鳥 勇
....
江鳥 楓
それでは、いただきます!
子供のように...というより、子供の楓は 夢中になってカステラを食べている
江鳥 勇
(コイツ、かわいいな、)
江鳥 楓
おいひぃ....
江鳥 楓
勇兄様は食べないのですか、?
江鳥 勇
あ、いや、食べる、
江鳥 楓
....珍しくあたふたしてますね
江鳥 勇
へ、?
江鳥 楓
?
どういう訳か、こういう時だけ勇は 優しく、可愛いものを見る目で見てくる
江鳥 楓
ご馳走様でした!
江鳥 勇
ご馳走様。
江鳥 勇
さて、俺は今日泊まって行こうかな
江鳥 楓
勇兄様、泊まっていくのですね!確か客間が向こうに、
江鳥 勇
いや、楓の部屋に泊まる
江鳥 楓
へぁ...?
何を言ってるのだろう、勇兄様は。 少し頭を打ったのだろうか、
江鳥 勇
明日は休みだろう?
江鳥 楓
まぁ...はい、
江鳥 勇
ならいいんじゃ?
江鳥 楓
そうですが...
江鳥 勇
それじゃ決まり。志乃美は知らねぇからお前から聞いとけよ~
江鳥 楓
あっ、ちょっと!
そそくさと部屋を出ていってしまった。 何をしたいのだろうか、
江鳥 楓
(変な人ですね、)
江鳥 志乃美
...あ、楓!ここにいたんだ!
江鳥 楓
あ、志乃美姉様!
江鳥 志乃美
さっき勇が出ていったけど、
江鳥 楓
えっと...その...勇兄様が、今日は泊まるとお聞きして、
江鳥 志乃美
あ、そうなのね
江鳥 志乃美
私も泊まりたい所だけど....明日は任務だから、泊まれないかなぁ、ごめんね?楓、
江鳥 楓
い、いえ!大丈夫です!
江鳥 志乃美
まぁ、あと少しここに残るから、その間に恋バナでもしよーよ〜
江鳥 楓
....へ、?