この物語は私喜海月美香月の
家族を守る
ストーリー。
美香月
んん…
美香月
おはよう。
母
おはよう。
父
おはよう。
美香
おはよう。
美香月
ねぇここにおいてあった
ゴム知らない?
美香
私が持ってるよ。
美香月
何でよ!
美香
いいかなと
美香月
いいけど返してね。
美香
うん!
母
ご飯よ。
美香月
はーい。
父
また仕事遅くなるかも。
美香月
そっか。頑張ってね。
父
おう!
母
ハア…ハア…
美香月
お母さん熱でもあるの?
母
ちょっとダルくてね。
美香月
はい。体温計。
母
ありがと。
美香
どう?
美香月
うわ高いじゃん。
寝ててね。
家事なら私が
やるから。
母
ごめんね。
美香月
いいのいいの。
美香
私友達と約束してるの。
美香月
行ってきていいよ。
美香
ありがとう。
美香月
洗濯取り込んで
美香月
美香遅いわね。
母
おさまってきたわ。
美香月
待っててね。
美香迎えに行ってくる。
美香
wwwそうだね。
美香月
美香!
美香
げっお姉ちゃん…
美香
お姉ちゃん。
もう帰るね。
美香月
いつまで遊んでるのよ!
心配するでしょ!
美香
はいはい。お姉ちゃん
怒ると怖いよ。
美香月
そういうのは関係ないでしょ!
早く帰って来なくちゃ。
門限6時なのよ。
美香
いつもうるさいよ。
いちいちさ。
美香月
考えて言ってるのよ。
美香
はいはい。
母
美香遅いわよ。
美香
ごめん…
美香月
ご飯できてるから。
美香
ハア…ハア…ハア…ハア…ハア…
美香月
美香!
どうしたの?
美香
ハア…お、姉ちゃ、ん…
ハア…辛い……
美香月
救急呼びましょ。
私は学校いたけど
美香が目を覚ましたと聞いて
病院に駆けつけた
美香月
美香!
美香
お姉ちゃん…お母さん…
医者
話があります。
美香月
なんですか?
母
??
医者
美香さんは一年も生きられないでしょう。
母
え!?
美香月
そんなっ
医者
臓器を貰えば生きれますが。
美香月
臓器……
医者
心臓を貰えばいいのです。
上げた人は当然亡くなります。
母
じゃぁ私が…
医者
大人と子供じゃできないのです。
美香月
私があげる。
美香
!?お姉ちゃん…
母
だめよ!あなた死んでしまうのよ?
美香月
いいよ。
美香
嫌だ…お姉ちゃんに
迷惑かけたけど
大好きだから
死なせるわけには…
美香月
私は家族が大好きよ。
美香によく怒ってるのは
愛情でもあるの。
ずっと助けてきたつもりよ。
父
何でだ…自分が死……
美香月
そんなの分かってる。
けど美香の役に立てるなら
喜んで死ぬわ。
美香
だめ!やめてよ…
美香月
姉として美香を死なせるなんてこと
できないわよ。
私本気だよ。考えての結果。
美香
お姉ちゃん………………………
医者
はじめますよ。
私は天に行き、
みんなの姿を透明になって
みていた。
母
美香…ご飯よ。
美香
いらない…
父
食べなさい。
美香
お腹空いてないの…
母
昨日もそう言って…
美香
お姉ちゃんがいない世界なんて
生きられない気がするの。
美香月
美香…
美香
………………
美香月
美香…
美香
お姉ちゃん!?
美香月
見えるの?
美香
うん…
美香月
美香…自身もって生きて
美香
でもお姉ちゃんがいない世界
考えられないよ。
美香月
私は生きてるよ。
美香
え………
美香月
美香の中で。だって
美香が元気なのは
私の心臓があるから。
そこで生きてる。だからね、
あなたが落ち込んでる
ということは
私が…
美香
分かった…生きるよ。
母
美香までいなくならないで
辛いよ…
父
…………
美香
私、お姉ちゃんと一緒に死ねる。
心臓はお姉ちゃんのだから。
お姉ちゃんのところに
行けるよ。
美香
お姉ちゃん…
美香月
美香!
私も病気みたいだったね。
ごめん…
美香
私は嬉しいよ。
お姉ちゃんの世界に行けて。
美香月
ありがとね。
美香月
お母さんにお礼がいいたい。
美香月
お母さん!
母
え?美香月…
美香月
少しの間しか見えないと
思うけどね。
産んでくれてありがとう。
ここまで育ててくれてありがとう。
相談に乗ってくれてありがとう。
辛いとき助けてくれてありがとう。
ほんとにいつもありがとう。
母
それ言うのはこっちの方よ。
生まれてきてくれて嬉しかったし
美香に心臓上げるときも
すぐいいっていって
度胸のある子だと思ったわ。
ありがとう。
美香月
じゃぁ私は行くね。
私達の分精一杯生きて
楽しく過ごしてね。
母
ええ、お父さんにも伝えとくわ。
美香月
うん!(泣)
じゃぁね。(泣)
美香月
良かった