遺体安置所だと思て下さい
紗釉
樹!
樹
紗釉……
紗釉
何その傷!
樹
…帰ってきた……
紗釉
?
紗釉
百合香……
紗釉
いや…嫌よ…泣
突然の大切な人のタヒで 心が追いつけなかった
でも1番辛いのはその場に 居たであろう 樹
だから私は樹を慰める事しか出来なかった
突然だが 峰田姉弟は祖父祖母に育てられており だが、百合香が亡くなった後 その祖父母も急死したと 連絡が来た
そのため数週間経った今、紗釉の家で お世話になっている
紗釉
ねえ、
樹
どうしたの?
紗釉
帰ってきた……って誰が帰ってきたの?
樹
……
樹
に…ん
紗釉
え?
樹
あの…3人…
あの3人 と言われて私は絶望した
紗釉
は…ぁ……
私も百合香が亡くなった当日
百合香達に会って 居たのだ
紗釉
♪♪
神戸
おひさー
紗釉
!?
紗釉
アンタは……
神戸
ふふふふ
神戸
とりあえず
神戸
タヒね♡
ビリリリッ
紗釉
ア゙ア゙ア゙ア゙ッ
その後はよく分からない所に 移送されて沢山殴られた
紗釉
私がもっと…強かったら……
紗釉
ごめん…百合香…樹……
樹
謝るなよ…
樹
紗釉は……悪くない……
もっと…強くならなきゃ……
紗釉
私が…大切なものを守る!
そうして私は鍛錬をした
1日も欠かさず
死んだ祖父の
木刀を振った