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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで

ミルカ女王陛下

チェンジシープフィリイって人達を倒してほしいのです。

プラン

た、倒す!?
僕が?

プランは驚きながら言った。

王女様が頷いた。

ミルカ女王陛下

お願いします。
国の皆が危険なのです!
どうか力を貸してください。

プラン

国の皆が危険って…そんなに恐ろしい人達なんですか?

プランが聞くと

ミルカ女王陛下

えぇ、そうよ。
でも、国の皆はチェンジシープフィリイ達の事を信じきっているの。
急がないと、皆、心を支配されて手遅れの状態になるわ。

と、言った。

プラン

じゃあ、なんで女王陛下は気づいたんですか?

女王陛下は一度うつむき、顔を上げて話始めた。

ミルカ女王陛下

私はある日、お忍びで侍女一人と家来一人を連れて外へ出かけたの。

ミルカ女王陛下

そして、ある洞窟を見つけたのです。
そう、魔の入り口の洞窟を。
そして、その洞窟の中から悪魔の水蒸気が出ていたのです。

ミルカ女王陛下

私の家来は私の代わりに中を探りに入って言ったんですけど、悲鳴が聞こえてきたんです。

ミルカ女王陛下

そして、出てきたのは、私を守る家来ではなく、私を殺そうとする者に変わっていたのです。

ミルカ女王陛下

おそらく、闇の国の人達に心を支配されてしまったのでしょう。
幸い私は、後から来た護衛の者に助けられました。

ミルカ女王陛下

でも、私達がその場から逃げようとしたとき、洞窟の中から大勢の人の声が聞こえてきたのです。
"助けて"って声が。

プランは驚いた。

プラン

で、ですが、心を支配されたんじゃ?

ミルカ女王陛下

多分、完全には支配されていないのでしょう。
支配された心が何かをキッカケに戻りつつあるんだと思います。

ミルカ女王陛下

ですが、このまま王国が支配されたら、私達はこの国に居られなくなります。
お願いです。
助けてください。

プランは少し考えた。

プラン(なんだか可哀想な人達だな。 助けてあげないとか、 それとも無視するべきか…。

でも、女王陛下は悪い人ではなさそうだし、この話が本当なら無視なんかしてられないな。 こんなに国や民を思ってるんだ。 よし、助けよう!)

プランは女王陛下を真剣に見つめながら

プラン

やります!
僕が力を貸します!

と、大きな声で言った。

パズル・オブ・ザ・ワールド

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