蒼
外はいつの間ににか明るくなっていた。
蒼
昨日の服のまま寝てしまった、 お風呂にも入ってない、
しかも、…今日は学校。 行きたくない
友達ももう、居ないだろうし、
蒼
努力が無駄になるな、
蒼
そう呟いて 制服に着替える。
嬉しかったフリフリのスカートは、 どんよりとした色をしていた。
鮮やかな色は何処へやら、
蒼
そう立て掛けてある写真立てに挨拶をし、 部屋を出る
蒼
いつもどうり 部屋は暗い。カーテンが空いてないから
日光も入って来ない
蒼
お父さんは煙草の煙を吐き こっちを静かに見る
蒼
蒼
お父さんの小さく呟いた声は静かな部屋に響く。 前よりも関心が無くなった。
もう、期待もして居ないだろう。 お父さんにとって、私は
蒼
そう感じながらリビングを出ていく
蒼
お母さんは昨日のように 「行ってらっしゃい」と言わない
今日は、…夜の仕事に出ていて、 帰ってくるのは明後日とかかな。
どうせ、お父さんにバレて喧嘩になるのに、 何で、…辞めないの、
蒼
そう呟き。玄関を開ける
蒼
いつも歩いてる道は、 何だか静かだ。
いつもは黄と来ているからだろうな、
蒼
そう呟き。バッグを強く握り締める
蒼
蒼
目線を前に向けると、 目の前には「親友」の、黄が居た
蒼
そう名前を呼ぼうとした時には、 もう遅かった。
蒼
黄の隣には、…「赫」さんが居た
黄
赫
楽しそうに笑っている二人。
前まで、…黄の隣は、 私の特等席だったのに、…今は違う、、
もぅ、…
蒼
そう二人の遠くなる背中を見つめながら。 歩く速度は早くなった。
蒼
私は走り出して、 二人を追い越した
黄
赫
二人は私に気付き、 声を掛けてくれたが、今はそんな気分では無い、
話しかけないで、…
今は、…
蒼
そう心の中で呟きながら。 学校へ全速力で走って行く
黄
赫
蒼
私は生きを切らしながら正門の前で止まる
モブ
蒼
少し声を漏らしながら いつもの笑顔を作る
蒼
モブ
モブ
蒼
蒼
モブ
蒼
そう微笑んでモブさんと一緒に教室へ向かう。 何も変わってないと良いな、
そんな希望を抱きながら向かう
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コメント
2件
やばいやばいぃ神すぎるゥ( ߹ㅁ߹)