ー学校ー
大吾side
相変わらず流星の下駄箱にはラブレターが入っている。
今日も俺が代わりに返事せなあかんな
大吾
流星
大吾
流星
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恭平
流星
恭平
そう言って僕の前の椅子を跨いで座る恭平
流星
恭平
流星
流星
恭平
ゴロゴロッ⚡️
流星
恭平
流星
ゴロゴロッ⚡️
恭平
流星
パチッ
恭平
流星
恭平
流星
流星side
恭平には弱音を吐きたくても吐けない...
でも雷は小さい頃から苦手やし、
それに暗闇も怖くて声が出せない。
そんな僕を虐めるように雷の音は激しくなる一方
ガラガラッ🚪
流星
いきなりドアが開くのと同時に
停電していた教室が光を取り戻した
大吾
流星
大吾
ギュッ
流星side
暗闇の中、委員会の教室を飛び出して
僕のために駆けつけてくれたの...?
そう思うとお兄ちゃんはカッコよすぎるよ、、
でも、今まで不安やった気持ちがお兄ちゃんのおかげで
安心して強がってた僕を弱くする
流星
ヨシヨシ
大吾
恭平
大吾
恭平
恭平side
流星の幼馴染やから。いや、流星が好きやから
俺は流星のこと何でも知ってるの思ってた。
いや、流星が雷苦手なことは知らんかった...。
流星は不安やったのに俺の前では強がって
泣き顔なんて俺には見せへんのに、
流星の兄貴が来たら安心して泣いていた。
俺は流星のことを全て知ってる訳では無かったんや
恭平
恭平
流星は自分が泣いている姿を俺に見て欲しくない
と思うから俺は流星を兄貴に任せて先に帰ることにした
大吾
恭平
大吾
恭平
俺の好きな人とハグしながら言う流星の兄貴。
悔しいけど、雷が鳴っていた時、同じ空間に俺が居て
流星を少しでも安心させられていたのなら嬉しい。
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