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私たちの正体は___

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3

第3話 記憶

♥

117

2024年03月18日

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イーナ

ただいまー

お母さん

おかえりー

お母さん

遅かったわね

お母さん

どこにいっ、、てた、、の、?

お父さん

イーナ、イーラ、後ろの子達は誰だ?

お父さん

友達か?

イーナ

ううん、違うよ

イーラ

橋の下でブルブル震えててお腹空いてたみたいだから

イーナ

無理矢理連れてきたの

イーナ

お母さん、ご飯食べさせてあげて

フィン

、、、

レイン

、、、

お母さん

、、、

お母さん

(見るからに子供、、)

お母さん

そっか

お母さん

じゃあ、ご飯食べよっか

お父さん

そうだな

お父さん

4人ともこっちにおいで

イーナ

はーい!

イーラ

はーい!

イーラ

行こう!

フィン

に、兄様、、

レイン

、、トコトコ

フィン

あ、、トコトコ

 

 

イーナ

わあー!

イーナ

今日はカレーだ!

イーラ

やったぁ!

イーラ

いただきます!

イーナ

いただきまーす!

お母さん

はい、どーぞ

お母さん

2人とも遠慮しないでたべてね

レイン

あ、はい

レイン

ありがとうございます

フィン

いただきます、、

フィン

フィン

ポロポロ

イーナ

イーラ

イーナ

え、なんで泣いてるの?

イーラ

泣かないで?

フィン

ポロポロ

レイン

ヨシヨシ

お母さん

、、、

お母さん

2人ともお名前は?

レイン

レイン・エイムズです

お母さん

そっか

お母さん

お父さんやお母さんは?

レイン

、、、

お母さん

!(察)

お母さん

そっか、、

イーナ

???

イーラ

何がそっかなの?

お父さん

イーラたちは食べてなさい

イーナ

イーナ

はーい

イーラ

はーい

フィン

パクパク

お母さん

どうしようか、お父さん

お父さん

施設に入れてもな、、

お父さん

離れる可能性あるからな

レイン

レイン

ギュッ

お母さん

お父さん

お父さん

これじゃあ、施設になんて入れれないな笑

お母さん

そうね笑

お父さん

しばらくは一緒に住むことにしようか

お母さん

なら、お父さん頑張って働かないとねー

お父さん

そーだな笑

フィン

イーラ

イーナ

〜食べ終わった〜

お母さん

4人ともちょっとこっちにきて?

イーナ

はーい

トテトテ

お母さん

いい?よーく聞いてね?

イーラ

うん!

お父さん

これからは6人で暮らすことになるからな

イーラ

イーラ

6人?

お母さん

うん

イーナ

イーナ

フィンくんとレインくんと暮らすってこと!?

お母さん

そうよ

イーナ

やったぁ!

イーラ

わーい!!

レイン

え、、

お父さん

迷惑なんて思わない

お父さん

俺たちが本当のお父さんお母さんだと思って

お父さん

この家が本当の自分の家だと思って過ごしてくれ

レイン

レイン

ポロポロ

レイン

ありがとうございます、、ポロポロ

お母さん

ヨシヨシ

フィン

兄様、?

レイン

これからここで暮らすから

レイン

イーナとイーラ仲良く過ごそうな

フィン

フィン

うん!

月日が経ち

私たちは14歳へと成長した

イーナ

ちょ!イーラ!

イーナ

それ返してよ!

イーナ

私のだっつーの!

イーラ

うわ!

フィン

ちょ、2人とも何してるの

イーナ

あ、フィンくん

イーナ

イーラが私のマスカラを取ったの!

フィン

マス、、え?

フィン

なんて?

レイン

イーラ、人のものを勝手に取るな

イーナ

レインくん

イーラ

少しぐらい貸してくれてもいいじゃん

イーナ

少しどころじゃないでしょ!

イーナ

私がずっと探してたのをあんたが取ってたんでしょ!

イーラ

取ってないし!

イーナ

嘘つくな!

フィン

2人とも、喧嘩やめてよ、、

お母さん

こら!イーナ、イーラ!

お母さん

何してるのよ

イーナ

お母さん、、

イーナ

イーラが私の物を勝手に取って私物にしようとしてたの!

イーナ

私は悪くないんだから

レイン

俺も見てたけど、イーラが取ってな

フィン

僕も見てた

お母さん

イーラが悪いんじゃないの

お母さん

早くそれをイーナに返しなさい

イーラ

ちょっと借りてただけじゃん、、

イーナ

ちょっとどころじゃないでしょ!

イーナ

それ1ヶ月ぐらい探して見つからなくてなくなく新しいの買ったんだからね!

イーナ

それの代金を返して欲しいぐらいよ!

イーラ

え、なら、私にちょうだいよ

イーナ

は?

イーナ

別にいいけど、お金払ってよね

イーナ

1,800L(ロンド)ぐらいしたんだから

イーラ

、、、

イーラ

お返しします

イーナ

よろしい

フィン

ほんと、2人ともって喧嘩多いね笑

イーナ

思春期だから?笑

フィン

関係ある?笑

イーナ

さあ?笑

お母さん

ご飯よー

イーナ

あ、はーい

フィン

はーい

私たちはこの生活がずっと続く物だと思っていた

でも、この幸せのひとときは一瞬にして壊れてしまった

翌朝、両親から衝撃的な言葉を言い渡された

お母さん

イーナ、イーラ、フィン、レイン

お母さん

よく聞いてね

イーナ

うん?

お母さん

レインとフィンくんはもういい歳でしょ

お母さん

2人ともイーストン魔法学校に行くって言うのはどう?

お母さん

そこなら寮生活だから

お母さん

ちゃんとした食事を取れると思うの

フィン

兄様に合わせます

お母さん

レインはどうしたい?

お母さん

このまま居続けると言う選択肢もあるわよ

お母さん

イーストン魔法学校に行くと言うのであれば

お母さん

今まで過ごした記憶は無くなる

イーナ

え、、

イーナ

つまり、フィンくんたちの記憶の中から私たちと過ごした思い出が消えるってこと?

お母さん

ええ、そうなるわ

イーラ

な、なんで、?

イーラ

別にいいじゃん

お母さん

だめなのよ

お母さん

私たち狼族は人間にバレてはいけない

お母さん

でも、あなたたちがフィンとレインを連れてきてしまい

お母さん

私たちの正体がバレてしまい

お母さん

フィンとレインが世間に話を漏らしたりでもしたら

お母さん

私たちはこの世界に入れなくなってしまう

お母さん

つまり殺されてしまう

イーナ

、、、

レイン

フィンはどうしたい

フィン

僕はイーナちゃんとイーラちゃんと過ごした記憶が無くなるのは嫌だ

フィン

だけど、兄様とずっと一緒にいるって決めたから

イーナ

フィンくん、、

レイン

、、、

レイン

イーストン魔法学校に通います

レイン

そして神格者になり、必ず恩は返します

お母さん

そう

お母さん

わかった

お母さん

フィンくんは残り1年イーナ、イーラと過ごしてね

お母さん

レインの方が上だから

フィン

うん、、

お母さん

今年の4月に試験があるから

お母さん

それに行こうか

お母さん

レイン

レイン

うん

イーナ

、、、

イーナ

(記憶から消える、、っか)

イーナ

(イーラ、、)

イーラ

、、ポロポロ

フィン

!?

イーラ

ハッ

イーナ

イーラ、、

イーラ

ご、ごめん、部屋に行くね!

イーラ

タッタッタ

イーナ

イーラ、、

フィン

イーラちゃん、、

お母さん

イーラ、、

レイン

、、、

イーナ

(あー、私も泣くだろうな、来年)

イーナ

あ、お母さん

イーナ

私たちも来年イーストン魔法学校に通いたい

イーナ

フィンくん、レインくんともう2度と会えなくなるのは嫌だ

イーナ

やり直しになっちゃうけど、、

イーナ

もう一度最初からフィンくんたちとの思い出を作りたい

お母さん

、、、

お母さん

そっか

お母さん

わかった

お母さん

いいよ

イーナ

イーナ

やった!

フィン

(記憶がなくなっちゃうのか、、)

フィン

(嫌だな、、)

私たちの正体は___

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