らう
らう
らう
らう
𝕃𝕖𝕥'𝕤 𝕘𝕠
カタカタカタ
深夜3:00
部屋に響くパソコンの音
悠佑
いくらやっても終わりの見えない作業
ここ最近は眠れない日々が続いていた
ズキッ
突然、頭に鈍器で殴られたような鋭い痛みが走る
悠佑
思わずベットに倒れ込めば
猛烈な眠気に襲われる
少しだけ、そう思って
目を閉じた
悠佑
部屋に差し込む光が眩しくて目が覚めた
悠佑
恐る恐る時計を見れば
時計の針は7:36を指していた
すぅぅぅ、と血の気が引いていく感じがした
悠佑
そう思い出し、急いで立ち上がろうとした時だった
ズキッズキッ
悠佑
ぐらりと視界が揺れ
思わずその場にしゃがみ込んだ
体が異様に熱い
それに加えて、激しいめまいと
頭痛に襲われた
悠佑
絶対に風邪をひいた
でも休む訳には行かない……
なんとか重い体を動かして、
俺は会議に向かった
なんとか、時間に間に合った 今から会議が始まるところだ
ないこ
ないこ
ないこ
俺の不調を感じ取ったらしい
心配そうな顔で尋ねてきた
りうら
りうらもすごく不安そうな顔で尋ねてくる
悠佑
大丈夫、そんなわけはなかった
どんどん痛みが増していく頭痛と
気持ち悪い程の悪寒が治らない
それでも、メンバーに心配をかけたくない
だから、なんとか笑顔を貼り付け元気さを装う
ほとけ
悠佑
悠佑
初兎
if
ないこ
ないこ
ほとけ
りうら
if
初兎
会議の途中、俺はある異変を感じた
みんなの声が遠い、?
でも、そう気がついた時にはもう遅かった
視界がぐらぐら揺れて
黒く点滅し始める
悠佑
悠佑
悠佑
そんな意思に反して意識はだんだんと遠ざかっていく
あに……!
に……き!
俺の名前を必死に呼ぶメンバー達
その声を最後に
俺の意識は途絶えた
ピッピッピッピッ
規則正しく鳴り響く機械音
ゆっくりと目を開けば
真っ白な天井が広がっていた
横を見れば、手に繋がっている
点滴の管が見えて
自分が病院にいることがわかった
悠佑
悠佑
悠佑
そんなことを考えている時だった
ないこ
りうら
驚いたような、ほっとしたような
そんな表情を浮かべていた
ほとけ
泣きそうな顔をしているほとけ
初兎
if
if
悠佑
メンバーの優しい言葉に
思わず涙がこぼれてしまった
そんな俺に向かって
メンバーは
『こちらこそいつも、ありがとう』
そう声を合わせた
らう
らう
コメント
6件
いやそうですよねそうですよね( 体調悪くても言いずらいときあるよね……!! わかる……(経験者) リクいいですかー??w 沢山!! ・🐤くん高熱(お泊まり会みたいな感じで!) 恐怖症って大丈夫ですかね?? ・🐇くん雷恐怖症 ・🤪くん夢恐怖症 おねがいできやすかね……?🙇🏻♀️"
初コメ失礼します! どちゃくそ刺さりました( あの…リクいいですか?青くんの孤独恐怖症とか出来ればお願いしたいです!
この話が好きだから、めちゃくちゃ読み返してる! もし、時間があるなら、りうらくんのもみたい!