ステラ
ペルラ
ステラ
ペルラ
ステラ
ペルラ
ステラ
ペルラ
ステラ
ペルラ
ステラ
さっきも途中で顔の付いた花に話しかけられたわ
喋る花
ステラ
此処さっきも来てなかった?
ペルラ
ステラ
ペルラ
ステラ
喋る花
ペルラ
喋る花
喋る花
土産話楽しみにしてるからね
喋る花が一斉に赤い道を見る。
赤い道って聞くだけでも不気味だけど本当に赤い色だからそう言うしかない。
ステラ
ペルラ
ステラ
ペルラ
ペルラ
ペルラはそう促すと私の手を繋いで歩き始めた。
ステラ
ペルラ
ステラ
迷いの森の番人 メアリー
突然黒い羊が飛び出してきたかと思うとナイフを投げてきた。
ペルラ
大丈夫かい?
ステラ
迷いの森の番人 メアリー
ペルラが手を引いてくれたお陰でナイフスレスレを逃れることが出来た。 髪を軽く掠めたくらいで済んだのが幸い。
黒い羊と言ったけど見た目は黒い羊を装った女の子って感じだ。
ステラ
迷いの森の番人 メアリー
メアリーまたやっちゃった
ペルラ
迷いの森の番人 メアリー
怒んないでよ〜。怖いな〜!
迷いの森を守るためには大事な事なのよ?
迷いの森の番人 メアリー
ステラ
迷いの森の番人 メアリー
堅苦しいからメアリーちゃんとでも呼んでね!
そう言いながらメアリーは私の頭を撫でた。
その後ろでペルラが警戒を見せる。
迷いの森の番人 メアリー
ただお嬢ちゃんの頭を撫でただけだもん
ペルラ
ステラ
ステラ
迷いの森の番人 メアリー
お花たちが騒がしくて聞いてみたらメアリーに用があるんだって?
ステラ
迷いの森の番人 メアリー
取り敢えずお茶でもしない?
ペルラ
ペルラが呆れているのを見ているとあっという間にメアリーはテーブルと椅子を並べてお茶の準備をしていた。
迷いの森の番人 メアリー
好きな席に座って頂戴
ステラ
迷いの森の番人 メアリー
毒なんて入ってないわよ
ほら、ふふふっ美味しい!
ペルラ
ペルラは容れて貰った紅茶の匂いを嗅いで確かめていた。
ステラ
迷いの森の番人 メアリー
紅茶にも毒なんて入ってないわよ
迷いの森の番人 メアリー
ペルラ
ステラ
私は恐る恐るメアリーが出してくれたクッキーに手をつけた。
ステラ
美味しい!
迷いの森の番人 メアリー
メアリーはお菓子作りが得意なんだから
迷いの森の番人 メアリー
ペルラ
ステラ
私は苦笑いして紅茶を口付けた。 …フワッとフルーティーな香りが鼻に広がる。
迷いの森の番人 メアリー
ペルラ
迷いの森の番人 メアリー
ステラ
迷いの森の番人 メアリー
本当可愛いお嬢ちゃんね
ペルラ
迷いの森の番人 メアリー
そして、メアリーは手を口に当てて妖しく笑う。
迷いの森の番人 メアリー