陽月
あ、あの!
魔夜斗
「あ?なんだよ。」
陽月はぐっと手を握って 顔を上げる。
陽月
あの・・・・ごめんなさい!
魔夜斗
は?
陽月
僕はあなたたちを傷つけました。
いじめっ子1
?
陽月
ですが僕はいらない存在なんかじゃないです。
そして魔夜斗くんたちも!
そして魔夜斗くんたちも!
いじめっ子2
!
陽月
僕は、魔夜斗くんたちがどんな思いで
いじめてるか考えたことがなかった。
いじめてるか考えたことがなかった。
陽月
楽しいですか?
いじめっ子3
っ!
陽月
それが・・・本当に楽しいですか?
陽月
もっと楽しいこと他にもたくさんあると思います!
陽月
友達と話したり、一緒にゲームしたり、
出かけたり、そしてその人のいいとこを見つけたり
出かけたり、そしてその人のいいとこを見つけたり
陽月
そっちの方が楽しいです!
きっといや絶対!
きっといや絶対!
陽月
魔夜斗くんたちが僕をいじめてる時
みんな冷たい目で見ていました。
でも、僕はその目を暖かくしたいです!
みんな冷たい目で見ていました。
でも、僕はその目を暖かくしたいです!
陽月
みんな絶対に優しいから僕はそう信じてます!
陽月
だから・・・だから!いじめなんてやめましょう!
陽月
(やばい。なんか上から目線だったかな?
怒っちゃったかな?)
怒っちゃったかな?)
いじめっ子1
そ、そうだよな。
俺もそう思う。
俺もそう思う。
いじめっ子1
やっぱりいじめなんてダメだ。
俺は最低だな。ごめんな陽月。
俺は最低だな。ごめんな陽月。
陽月
いいですよ。
最低なんかじゃないです!
今こうやって謝ってくれたんですから。
最低なんかじゃないです!
今こうやって謝ってくれたんですから。
いじめっ子2
俺もごめんな。
傷つけたよな?
傷つけたよな?
陽月
いいですよ。
たしかに傷つきました。
ですがもういいんです。
今こうやって心配してくれたんですから。
たしかに傷つきました。
ですがもういいんです。
今こうやって心配してくれたんですから。
魔夜斗
っ!!
なんだよお前ら!
ついさっきまでこいつのこと
いじめてたくせに許されるわけねぇーだろ!
俺は・・・俺はそんなの認めねぇ!
なんだよお前ら!
ついさっきまでこいつのこと
いじめてたくせに許されるわけねぇーだろ!
俺は・・・俺はそんなの認めねぇ!