TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

妄想癖

どうも

妄想癖

妄想癖です。

妄想癖

本編どーぞ

ヤード

なぜおまえがお父様と同じような力を…

ナディア

ヤード

どうしてくれるんだ!

  

ヤードはナディアに怒鳴った。
次々にナディアにナイフを刺すように、

ヤード

僕は国民からもお父様からも期待されているんだ!

ヤード

その力を開花する。そう期待されているんだ

ヤード

それなのに…

ヤード

何でおまえが!

ナディア

ヤード

黙ってないでなんか言ったらどうだ!

ヤード

僕の人生はもう真っ暗だ!
おまえのせいでな

  

ヤードは自分の気持ちをすべて吐き出す事ができたのか、少し息が切れていた。

  

そんな時、ナディアは不思議な気持ちだった。

  

自分ばかりなぜ我慢しなければならないのか。

  

泣きたい気持ち

  

今すぐにもヤードをズタズタに切り刻み殺したい怒りの気持ち

  

ナディアは怒りの気持ちが大きかった。

ナディア

うるさいうるさいうるさいうるさいうるさい!

ナディア

私の人生はアリスが来る前から真っ暗よ!

  

ナディアの声はナディア自信が思っていた以上に大きく廊下に鳴り響いた。

  

ちょうどアリスはヤードを探していてその瞬間を目撃した。

アリス

お姉様…?

アリス

ひどいわ!お兄様を虐めてる!

アリス

うわぁ~ん

  

アリスの泣き声を聞いてジョソンがやって来た。

ジョソン お父様

どうしたんだ?

ジョソン お父様

ナディア何をしている!

ナディア

ジョソン お父様

アリス、大丈夫か?

ナディア

(またアリスばっか)

アリス

お父様聞いて?お姉様がお兄様のことを虐めているの!

ジョソン お父様

そうなのか?

ヤード

そうなんだお父様。

ジョソン お父様

ナディア、私はお前に失望したよ。

  

ジョソンは植物を操ろうと、トゲが沢山ついている蔓草を出した。

  

しかし、今まで弱気でいたナディアはもう怖い物などなかった。

ナディア

あら?様をつけないとお父様。
この私に失礼ですよ?

ジョソン お父様

何をいっているんだ。

  

そう言ってジョソンの前にどんどん近づき、蔓草を踏みにじった。

ナディア

次の皇女は私

ナディア

イノベ・ナディア

ナディア

ウフフ

  

ジョソンはあっという間にナディアの蔓草で縛られた。

ジョソン お父様

!?

ジョソン お父様

ナディア!なぜ…

ナディア

どうやらヤードはこの力に相応しくない人物だったようですよ?

  

ナディアは百合の花よりも華麗だった。

  

さらにジョソンを苦しめた。

ナディア

前、本で読んだんです。

ナディア

能力を開花させた者は、他の者の能力を奪えるんですよ?

ナディア

今日から、私がこの国の皇女です。

  

ジョソンは縛られた蔓草がほどかれ、ホッとしていた。
それもつかの間、一瞬にして何かが吸い取られた。

ジョソン お父様

うわぁぁぁぁぁぁ

ジョソン お父様

何だこれは?

ジョソン お父様

痛い…

ジョソン お父様

(心臓がちぎれそうだ。)

ヤード

大丈夫ですか?お父様

ジョソン お父様

ナディア……

  

ジョソンは能力を奪われ、その序に心臓を潰され死んだ。

ヤード

お父様?

ヤード

嘘だろ?…

アリス

え?…

  

アリスは状況は呑み込むことが出来なかった。

ヤード

許さない。ナディア!

ナディア

お兄様もお父様のようになりたいんですか?
すぐにできますよ。

ナディア

お兄様と呼べるのかしら。
あなたに優しくして貰った覚えが無いのよね。

ヤード

それは…

  

ヤードは何も言えなかった。

  

アリスはナディアの命令にこれからは従うという事実が受け入れる事が出来なかった

アリス

調子に乗ってるんじゃないわよ!

ナディア

アリス

お父様の命を奪っておいて、

アリス

このよその子が!

  

ナディアはこの言葉にショックを受けた。
自分は愛されないという事実がこれほどにも残酷か、アリスは知らないだろう。

ナディア

アリス

キャッ!

  

アリスは食虫植物に囲まれた。

アリス

何これ!気持ち悪い!

アリス

お兄様助けて!

ヤード

動くな!

  

アリスはヤードの方に今すぐへ走っていきたかったがヤードの言った通りにした。

  

アリスは小鳥の囀りのような小さな声で泣いた。

ナディア

その花に触れれば、手がかぶれて全身に毒がまわるわよ。

ナディア

貴方達が私が皇女ということを認めれば助けてあげる。

ヤード

クソッ…

アリス

いやy

ヤード

わかった。

ヤード

皇女様。

ナディア

ッフ…

ヤード

貴女の命令にイノベ・ヤードとイノベ・アリスは従います。

ヤード

だから…

ヤード

アリスを助けてください。

ナディア

いいわ

  

ナディアは満足そうな笑みでアリスを助けた。

  

天使のような美しい顔で、

アリス

お兄様!

ヤード

大丈夫か?

アリス

怖かった…うわぁ~ん

ナディア

(死体は…)

ナディア

ナディア

メイド

メイド

なんです?

メイド

貴女の相手する暇ないんですけd…

メイド

ジョソン様?

ナディア

今日から私が皇女です。

メイド

は?何いってるの?

メイド

頭がおかしくなったんじゃない?

ナディア

失礼な態度をとるものは、容赦なく罰します。

  

魔王のような恐ろしい声を聞いてメイドはゴクリと唾を飲んだ。

メイド

申し訳ありません。ナディア皇女…

メイド

(どういうこと?)

  

城いっぱいにナディアの心の色のような真っ赤な夕日が差し込んだ。

妄想癖

疲れました。

妄想癖

サヨナラ

私が次期皇女です!

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

46

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚