TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

ChroNoiR(kzkn)BL

ChroNoiR(kzkn)BL

「ChroNoiR(kzkn)BL」のメインビジュアル

1

ChroNoiR(kzkn)BL

♥

2,010

2022年04月30日

シェアするシェアする
報告する

葛葉

ん…

小鳥の囀りで俺は目を覚ました。 隣の熱の正体、叶はまだすぅすぅ寝息を立てて寝ている。 寝顔も可愛くて仕方ない。 俺は叶を起こそうと声を掛ける。

葛葉

かなえー?起きろー

んぅ…?

なかなか起きないから腕を掴んだ。 その掴んだ腕からは、熱が生じていた。

葛葉

あっつ!

葛葉

熱あんの?お前

…あたま、痛いのと、めまい、する

葛葉

マジか…

葛葉

とりあえず熱測るから待ってて

葛葉

どこあったっけ…

葛葉

お、はっけーん

葛葉

あ、熱さまシートとかあったっけ…

葛葉

んー、ねぇか…

葛葉

とりあえず叶んとこ行くか

おそぃぃ…

葛葉

あー、ごめんごめん

葛葉

ほら、もう泣かないの

拗ねて泣いてしまった叶を抱きしめて、目尻の涙を指で拭う。

も、離れないでぇ…

葛葉

ん、大丈夫大丈夫

葛葉

離れないよ

うん…

まだ心配そうな叶の頭を撫でる。叶は少し微笑んだ。

葛葉

じゃ、熱測るからじっとしてて

ピピピ、と体温計が鳴った。

体温、聞きたくない…

葛葉

ん、わかった

恐らく叶は、熱が高いと認識したら余計しんどくなってしまうのだろう。 体温計の数字は39.8だった。

葛葉

頭痛薬どこだっけな…

そこのタンスの、1番上のとこ

葛葉

お、あった

葛葉

叶、これ飲んで

…えっとぉ…

葛葉

…?

葛葉

飲めないの?

じょうざいは、のめない…

叶が飲めないと来たらもう俺にはこの選択肢しかなかった。 俺は半ば強引に、自分の口に錠剤と水を含んで、叶と唇を合わせる。

んぅ!?ん…んぅ、はぁ…

葛葉

ん…ちゅ…

俺が唇を話すと、叶は顔を赤く染めて、涙を目尻に溜めていた。

もぉ…何すんのいきなり///

葛葉

いや、飲めないって言うから…

ばか///

葛葉

えぇ…?

葛葉

叶、腹減ってない?

うん

葛葉

お粥かなんかつくろうか?

いいの…?

葛葉

うん。

葛葉

…どうする?リビングで待ってる?

そうする

葛葉

叶、できたよ

ありがと

ご馳走様

美味しかった

葛葉

良かった

葛葉

じゃ、部屋戻ろ

…くずは

…めまいがまた…

葛葉

わかった

葛葉

ベッドまで連れてくから、目瞑ってろ

葛葉

叶、体調どう?

辛い…

葛葉

暑い寒い?

寒い…

葛葉

湯たんぽあるけどいる?

くずは、はなれるの、いや…

葛葉

じゃあ俺がずっとこうしてるから、もう寝な

俺は叶の頭を胸に寄せ、抱きしめた。 叶は少し微笑んで、眠りについた。

葛葉

辛かったらいつでも言えよ…

もっと頼りにしてくれてイイノニ

初めまして

星くずです

初めてのTERRORなので下手です

プリ小説で活動しているので、文自体を書くことは慣れていますが…

プリ小説の方も見ていただけると嬉しいです

星 く ず 。って検索したら出ます、多分

拙い文章を生みますがどうぞよろしくお願いします

この作品はいかがでしたか?

2,010

コメント

11

ユーザー

体調不良+ぐずる は俺の一番の性癖だから助かる…

ユーザー

大体叶が落ちてるから葛葉が落ちてるのは 珍しいと思った、今日この頃 葛葉の闇落ちも良き

ユーザー

好きいぃー

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚