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優希

たーだーいーまー

日向

おーかーえーりーw

優希

www

研磨

起きた?

夜久

お、起きねぇ、、

黒尾

………………

優希

ん〜、なんて言ったらいいのかな、追い込まれてたんじゃないかな

優希

精神的に

研磨

それって、、まさか、

白布

惑わされてるんだろ、別の"自分"に

優希

そーそー、その可能性が一番高いかな〜

岩泉

治す方法はないのかよ、!

優希

あるっちゃあるけども、それをやるのは俺だからね?

佐久早

優希じゃだめな理由があんの?

優希

あるんだよね〜、特殊能力っつーの?

優希

あ、嫌なら、自分のとこのメンバーにやってもらってもいいよ

赤葦

俺達は似た者同士だからね

影山

なんでもいいから、谷地さんと山口と他の人を起こせよ、!

日向

いや、まぁ、起こすつもりはあるんだけどさ、あんまやりたくないかな〜って

月島

好んでやれるものじゃないからね

国見

好きな人とかなら別だけどね

優希

あれ、好きでもない人にやる人って絶対いないじゃん

日向

確かに〜

優希

まぁ、今回は、特別だね、やるよ

赤葦

あ、優希はやんなくていい

優希

そ?

国見

俺たちがやる

優希

ん、わかった〜

数分後

優希

終わった〜?終わったよね〜

月島

自己解決しないで?終わったけども

小森

助けてくれてありがとう

谷地

あ、ありがとうございますッ!

山口

ありがとうございます、!!

黒尾

ありがとうございます〜

木兎

ありがとうな!!

牛島

ありがとう

及川

ありがとう〜

優希

無事だったんだからなんでもいいよ

優希

(下手したらあそこで俺タヒんでたし)

岩泉

優希さんは優しいんだな

優希

そう、?ありがとう、!

優希

(優しい?そんなわけ…俺なんか、人56しと変わりないのに)

優希

(なんで、、優しいわけないのに…皆、優しいっていうの、?)

優希

(俺なんか、嘘でできてるのに、俺なんか…)

優希

(生きてる価値すらないのに…)

優希

(なんでかな、、死にたくないって思っちゃう)

優希

(生きてる意味ないのに、死にたくない、)

優希

(ほんと、よくわかんないな…w)

優希

(いつから?心から笑えなくなったのは、)

優希

(いつだろう……お兄ちゃんがタヒんだ時から?)

優希

(うん、多分そう、あの時から母さんと父さんはおかしくなった)

優希

(……結局は俺のせいか…)

優希

(なんでこんな、不幸なのかな…)

優希

(死にたくない、、生きてたくもない、)

優希

(ずっとずっと調べてた、でも、なんにも出てこない、)

優希

(楽にタヒぬ方法…そんなのないのかな、)

優希

(生きろって言いたいの、?)

優希

(無理に決まってるじゃん、!)

優希

(親不孝者で、素行の悪い、人56し同然の俺が生きてたところで、誰が幸せになる?)

優希

(……あの時俺がタヒんでればよかったのかな……)

優希

(お兄ちゃんの代わりに、タヒねば幸せだったのかな)

日向

優希!!!!

優希

へぁ?!

研磨

全部、、聞いたよ、

優希

え、、声に出てた、?

赤葦

出てたよ、、

国見

なんで言わないの?そんなに信用ない?何年もずっと一緒にいたじゃん

優希

………………

日向

優希がどんなに暗い過去を背負ってても俺達は離れたりなんかしないし、ずっと一緒にいる

日向

俺達がこうやって笑ったり泣いたり、必死になれるのは優希がいたからなんだよ

月島

そうだよ、だから、タヒにたいなんて言わないで

白布

……いつもいつも、人のことばっかりで自分のことは後回し、お人好しすぎんだよ、

白布

自分を大切にしろ

研磨

優希は、凄い人だよ

研磨

なんでも出来て、人の話をちゃんと聞けて、手当てもできるし、人の気持ちをしっかり理解出来るし、俺達のことを仲間だって言ってくれたし、誰かに甘えるってことを教えてくれたし、俺達に喧嘩を教えてくれた

研磨

優希がいたから、俺達はここにいる

研磨

優希がいなかったら俺達はここにいない

優希

………………

月島

今度は、優希が俺達に甘える番だよ

優希

……………俺ね、お兄ちゃんがいたんだ

優希

2つ年上の、お兄ちゃん

優希

ある日、お兄ちゃんと公園で遊んでたら、ボールが道路に出ちゃって

優希

大切なボールだったから、取りに行ったの

優希

そしたら、車が来て轢かれそうになった

優希

そしたら、後ろから誰かに押されて、すぐに後ろからドンって鈍い音がして、

優希

後ろ見たら、お兄ちゃんが血だらけで倒れてたの、

優希

急いで母さんに助けを求めて、救急車呼んで、でも、お兄ちゃんは助からなかった

優希

その日から、母さんと父さんはおかしくなっていって、俺に暴力を振るうようになった

優希

学校でも虐められて、家では虐待、おばあちゃん家行っても殴られる、どこにも居場所なんかなくて

優希

高校に上がってからすぐ家を出たんだ

優希

で、翔陽たちと知り合って、喧嘩し始めて、今だよ

優希

俺はさ、昔っから、女の子なんだからとか女の子って言われるのが嫌いだったの

優希

女じゃなくて男なら良かったのにって

優希

女って言われるのがストレスで、髪も切って一人称も変えて、少しでも男っぽくなりたくて

優希

自分を男だと思い込もうとした

優希

俺の名前もね、優希じゃないんだよ

月島

え?

優希

遥って名前だったんだ

優希

でも、女の子っぽいじゃん?

優希

だから変えた

優希

後、あんなクソな親がつけた名前なんかいらなかった

優希

俺ね、今の生活結構気に入ってんだ

優希

翔陽達と馬鹿やりながら、バレーして、喧嘩して、笑って、泣いて、怒って、楽しかったって自信満々に言えるよ

優希

でもさ〜、時々不安になるの、こんなんでいいのかなって、自分を偽り続けてる俺が、皆の側にいて

優希

あはは…w馬鹿だよね〜…初めっからこうしとけばよかったのにね…

研磨

優希、?!

優希

俺さ〜、好きな人、いんだよね

優希

半分男みたいな俺だけどさ、ちゃんと好きな人、できたんだ…w

国見

…誰、?

優希

……___

𝕟𝕖𝕩𝕥➯➱➩

不良七人衆【完結】

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