TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

麻沼

それでは、失礼致します

パタン

麻沼

(誠一郎様は全く変わられないな…思考もお姿もあの頃と同じだ)

麻沼

懐かしいな……厄介な子供のお守りが無ければもう少し楽しめたのだろうが

黒澤

本音が漏れていますよ麻沼様

黒澤

ご主人様への挨拶が終わったようですので、使用人部屋へとご案内致します。

麻沼

嗚呼、宜しく頼む

黒澤

こちらにどうぞ

麻沼

……

黒澤

……

気まずい。 とてもじゃないが、 此奴を前に何を話していいのか 分からない。

麻沼

(優秀な後輩ではあるが……)

黒澤

(仕事の話以外話すことなんてなかったし…)

麻沼

……あー…えっと

黒澤

はい?

麻沼

…担当するのは白河の隠し子、だったな

黒澤

えぇ。もぬけの殻になった屋敷の地下から出てきたのが彼です。

黒澤

既に感性は欠損していますが、とても純真でいい子なんですよ

麻沼

執事としては半人前以下だがな…

麻沼

まぁ、私の手にかかればなんてことなんてないが

黒澤

はは、大した自信で

麻沼

喧しい

麻沼

私とて人間だ、自信を過剰に持たないとやっていられないこともある

黒澤

それはそれは…

黒澤

ふふ、期待していますよ麻沼先生?

麻沼

全く、お前はどこまでも喰えない男だな……失敗ばかりしていた何処かの少年とは大違いだ

黒澤

はは、うるさいですよ雷執事様

麻沼

言うようになったじゃないか

麻沼

…まさかとは思うがあの頃みたく同僚に手を出してたりしないだろうな?

黒澤

………

麻沼

おい。なぜ黙る

黒澤

そろそろ着きますよ

麻沼

おい、答えろ

黒澤

こちらです

麻沼

せめて否定くらいはしろー!

執事の日常シリーズ

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

2

コメント

10

ユーザー

普通に可愛いんだわ( ˙꒳​˙ )

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚