ゆい
あ、そうか、もう中学生か、
ゆい
てか、中学生になってすぐ一人暮らし始めたの私だけ…?
ゆい
あ、そだ!
ゆい
ふぅ!お待たせ!
りく
ゆい、待ってた
ゆい
うん!
約束してたあの言葉がくるのか
そう思っていた自分が恥ずかしかった
なぜなら、りくは私が想像もつかないことを口に出した
りく
ほんとごめん!俺、さやと付き合うことにした…
ゆい
え…?
ゆい
(なんで、?私との約束は…?)
りく
…
りく
そういうことだから、
そう言ってりくはさっていった
ゆい
…泣
私は泣き崩れた
ゆい
もう、やだ…
ゆい
死にたい…
そう思うほどショックを食らっていた
ゆい
はぁ、はぁ、泣
気がつけば部屋は散らかっていて陸とのツーショット写真も割れていた
ゆい
…
ピーンポーン
ゆい
はぁ、
さや
…ゆい、ごめん、
扉を開けると頭を下げているさやがいた
ゆい
…なによ今更、
さや
私、ゆいがりくのことすきなのはしってた、でも、私もりくがすきだったの、
ゆい
…
ゆい
自分が勝ったからってマウントでも取りに来たの…?
さや
なんでそんなこと言うの…?私たち親友でしょ?
ゆい
親友なんて言わないでッ!
さや
え…?ゆい…?
ゆい
私が陸のこと好きなの知ってて?
ゆい
それで私が悲しんでるとか考えたりしないわけ?
さや
だから、がっかりしてると思ってきたんじゃん!
ゆい
負けた相手に優しくされたくなんかないッ!
さや
なんでそんなこと言うの?負けたわけじゃないじゃん!
ゆい
あんたのせんで、私は陸との約束も…泣
ゆい
何もかも、失ったんだよ…
さや
何もかも…?
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可哀想