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七森
死にたいですか？
りい🟥
はい、死にたいです
七森
理由はなんですか？
りい🟥
生きていても意味がないからです
七森
何故、そう思ったのですか？
りい🟥
自分は価値のない人間だから
七森
誰かに、そう言われたのですか？
りい🟥
言われなくたって……わかります(^^)
七森
質問を変えましょう！
七森
大切な人はいますか？
りい🟥
そんな人……いません
七森
じゃあ、特に理由もなく
七森
幸せになって欲しい人はいますか？
りい🟥
それは……います、
七森
その人は…
七森
大切な人ではありませんか？
りい🟥
大切な人、です
……。
りい🟥
だから、生きろって言うんですか……？
七森
きっと、悲しみます
りい🟥
そんなの、分かってｯ
七森
分かってません！
七森
残された人がどんなに辛いかなんて
七森
貴方のことが大切で
七森
貴方がそう思っているのと同じくらい
七森
貴方の幸せを願っていることなって
きっと、その人は言うでしょう
七森
本心じゃないのに
七森
これから苦しいことが待ち受けているはずなのに
七森
貴方を救いたい
七森
追い詰めたくない一心で
｢死んでもいいよ。｣
七森
なんて
七森
言わせたのは、誰ですか？
七森
どうして……手を離そうとするのですか？
七森
幸せです
七森
僕は、貴方に会えて
七森
心から…嬉しいのです
七森
なのに、その幸せを奪うのは
七森
他でもない貴方なのですか…？
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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