完全に殺る目つきになった 少年が近づいて来たので

私は遊具で遊んでいた女の子の 後ろに隠れた。

その後しばらく 少年と私の攻防が続いたが

結局 なぜかユリちゃんと おままごとすることになった。

本当にどうしてだろうね

ちなみに

私はユリちゃんの妹役で

少年はユリちゃんの母の弟の息子の友人の親戚の人の役だった。

それはもはや他人なのよ ユリちゃん

なんて、わりと楽しく 遊んでいると

クロさん？！！

なんでここに？！

てか今『マイキー』って言った…？

マイキー、ってたしか…

ダッシュで逃げようとしたが、

マイキーさんに服の首元を 掴まれて阻止されてしまった。

まずい

この少年がマイキーだとしたら

クロさんに マイキーさんを馬鹿にして 笑ったことがバレたら

絶交される…！！！！！

なにか上手いこと 理由をつけて逃げなくては…！！

そんなとき、丁度公園の前を 通りかかった女の子と目が合った。

考える前に走り出し、 その子の腕を取った。

驚いている大江さんには 申し訳ないのであとで アイスでも奢ろう。

ええ子や…

2人でそのまま公園を後にした。