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「来世で君を見つけてまた愛するよ」

なんて臭いセリフで目が覚める

最近よく見る夢だ

言った人の顔なんて覚えていない

ましてや夢か現実か分からなくなる

その夢の中はあと数日で世界が終わるらしい

こんな夢見なくて済むなら終わった方がまだマシ

なんて思いながら学校へ行く準備をし

幼なじみの家の前に行く

ピンポン

とチャイムを鳴らした瞬間

尚大「わぁあ!」

『ぎゃ!』

幼なじみの織山尚大が出てきた

尚大「可愛くねぇなぁぎゃ!じゃなくてきゃ!なの!」

尚大「わかる?女の子はね普通は────────」

なにかを熱弁している尚大をほっておいて学校へ走った

ガラガラと、ドアを開ける

いつも教卓に立っている担任がいない

もう1人の幼なじみの莉子に聞いてみた

『ねね、莉子、石谷先生は?』

莉子「あぁ、産休で半年くらい休むらしいよ?」

『へぇ〜』

面白くて優しい石谷先生 意外と好きなんだけどなぁ

なんて考えてると莉子が

莉子「あ、そうだ先生の代わりに担任してくれる人めっちゃイケメンらしいよ」

ふーんと無愛想にこたえながら考える

どうせ関わらないしね

と、そんなことを考えていると噂の先生が入ってきた

一瞬で教室中ピンクの悲鳴に囲まれた

そんなにイケメン?と思いふと顔をあげると

違和感を感じた

目が話せない、力がだんだん弱っていく

そんな感じ

だし損ねた宿題のプリントが私の手をすり抜ける

尚大「おまっ笑何やってんだよ笑」

尚大が拾ってくれる

我に返って私も慌てて拾う

先生は私たちを見ながら

颯太「大丈夫?」

「成瀬さん、と織山くん?」

大丈夫です。と席へ着くと

「あっ!自己紹介!」

「えっと、内村颯太です」

颯太「今日から半年よろしくお願いします」

内村颯太、どこかで、

先生にもっと違和感を覚えた

来世で君を見つけてまた愛す

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