梨花
真子
梨花
梨花
真子
梨花
麻美
真子
真子
梨花
麻美
麻美
真子
麻美
真子
梨花
真子
真子
梨花
大夢
梨花
大夢
大夢
大夢は走りだした
梨花
真子
梨花
しばらくして
華
私は目を覚ました
どのくらい時間が経ったかもわからない
華
恐怖で手が震えた
華
そうつぶやいた瞬間
ガチャ
鍵が開く音がした
華
そのままドアが開いた
華
驚きでうまく喋ることができない
大夢
わたしのだいすきな人
大夢
華
大夢
華
涙が止まらなかった
華
自分でも分からないけど涙が溢れてくる
次の瞬間
ぐいっ
華
華
大夢に抱きしめられた
抱きしめる力がどんどん強くなっていく
華
大夢
どんどん顔が真っ赤になるのが自分でも分かった
大夢
大夢
華
華
わたしはすぐに言うことができなかった
麻美ちゃんもただ大夢が好きだっただけ
だからってこんなことしていいわけじゃない
頭の中がぐるぐるしている
大夢
わたしの目を真っ直ぐ見つめてくる
華
わたしは今日会ったことを全て話した
大夢は静かに私の話を聞いてくれた
大夢
大夢
華
大夢
華
華
助けに来てくれた
それだけで充分だ
帰り道
華
大夢
華
華
大夢
華
大夢
華
華
大夢
華
大夢
華
大夢
華
大夢
そう言って笑う大夢はいつもよりキラキラして見えた
どれだけ私を好きにさせるんだろう
華
大夢
華
大夢
大夢
華
大夢
今日のことを私はずっと忘れないと思う
華
家に帰って私は今日あったことを思い出していた
華
華
あんな怖いことがあったのに、私の頭の中は大夢でいっぱいだ
華
華
華
そうして私は眠りについた
乃愛
乃愛