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今日も同じ席にいる君
綺麗な黒髪が風に揺れる
そして
また私の胸の動きが早くなる。
気になる本を見つけると
"いつもの" 席で目を文字に移す
今日も君の斜め前。
今日も楽しそうに本を選ぶあの子
雪のように白い肌が目に焼き付く
そして
微笑むあの子。
本を見つけたあの子は
"いつもの"席に座った
今日も僕の斜め前。
どこのクラス?
名前はなんて言うの?
どんな本が好き?
趣味とかあるの?
君をもっと知りたい
君にもっともっと近づきたい。
斜め前じゃ物足りない
もっともっと
時間が止まる
2人の声は合わさって響いた
隣の席いいですか。