“マイキー”が？

死なないで

これで

『ハッピーエンド』？

ハハッ

そんなはずないだろう

………

すみません首領、

その約束は

“守れません”

次の日、

ｶﾞﾁｬ

ワカラナイ…？

フェンスを乗り越える

空に向かって

手を伸ばす

宙に浮いた

怖いという感情は

なかった、

ただ、

青空だけが広がっていた

俺は、ふと

窓の外を見た

その時、ハッキリと

目に写った

それは、

『三途が落ちていく』

姿が…

“ｸﾞｼｬｯ”

嫌な音がした

信じたくなかった

嘘だと、誰か言って

『いないんだ』

サンズ？？？

その後、

三途の葬式をした

案の定、

首領はおかしくなった

他の皆もだ

薬を嫌っていた首領が

薬を始め

三途の幻覚を

見るようになった

鶴蝶は、やつれていき

ココは、目の下のクマが

酷くなった、

俺も例外ではない

自覚していた

自分がどんどん

ヤバくなっていってる

その時、誰かに

頭を撫でられた

三途の声が聞こえた

気のせいだったとしても

嬉しかった

そっちに行くね

ｷｷｯｰー

ﾄﾞﾝｯ

ハッピーエンドだ

ここで俺の人生は

幕を閉じた

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