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私は友達の由美と学食に来ていた。
菜月
由美
菜月
由美
菜月
菜月
由美
由美
由美は呆れたような顔で聞いてきた。
菜月
由美
由美
溜息混じりに話を続ける由美。 私の夢とはズバリ素敵な王子様と 幸せになること!
菜月
菜月
由美
由美
由美
菜月
菜月
そう言いかけたところで 学食の入口に見慣れた姿を見つけた
由美
由美
菜月
由美
反省なんかしてないくせに……と 内心思いながらも 涼真くんの方へ目を向ける。
菜月
菜月
由美
由美
由美
私の話を途中で遮り もう十分だと言わんばかりに 立ち上がって私を急かす由美。
菜月
菜月
菜月
名残惜しく涼真くんを見ながら 食堂を後にして 先に行ってしまった由美を追いかける
大学の玄関にて。
由美
菜月
由美
菜月
菜月
由美
そうして私は由美と別れて 電車に乗った。
菜月
菜月
菜月
1人でそんなことを考えていたら 顔がにやけてしまっていたようで 周りの視線が少し痛い。
そうこうしているうちに 自宅の最寄り駅に着いたので 周りの視線から逃げるように 電車を降りて家に帰る。
ガチャッ
菜月
菜月
菜月
菜月
菜月
なんて妄想してみたりする。 我ながら少し痛い奴だという 自覚はある。
菜月
由美
菜月
由美
菜月
菜月
由美
菜月
菜月
菜月
菜月
由美
菜月
由美
菜月
菜月
なーんて、冗談だけど。 でも少しは涼真くんに 気付いてもらいたいな…
由美
由美
菜月
由美
菜月
明日も一限からあるから そろそろラインを切り上げて お風呂とか済ませちゃお~。
お風呂につかりながら 少し考え事をしてみる。
菜月
菜月
菜月
菜月
そうと決まれば ささっとお風呂を済ませて キッチンへ向かう。
菜月
菜月
菜月
菜月
その夜は結局徹夜して クッキーが出来上がったのは もう外が明るくなってからだった。
ラッピングは綺麗にできた。 自分の支度を済ませて 全く寝ないまま私は学校に向かった。
菜月
由美
由美
菜月
私は由美に徹夜でクッキーを作ったことを話した。
由美
由美
由美
菜月
菜月
涼真くんを探しに廊下へ出る
菜月
菜月
菜月
菜月
涼真
涼真
涼真
涼真
涼真
菜月
菜月
涼真
なんと私はクッキーを渡せた上に 涼真くんのラインをゲットし 嬉しすぎてその後はもう 家に着くまでの記憶がない。
涼真
涼真
菜月
菜月
菜月
涼真
涼真
涼真
菜月
涼真
無事に涼真くんには食べてもらえた。 それだけで私は満足。
次の日のライン
菜月
涼真
涼真
菜月
菜月
菜月
涼真
菜月
涼真
涼真
菜月
涼真
体調を崩しちゃったらしい涼真くん。 何も食べられないなんて可哀想だから お見舞いに行くことにしたの。
涼真
涼真
菜月
菜月
菜月
涼真
菜月
菜月
涼真
涼真
涼真
涼真
涼真
ガチャッ
私はお見舞いの後に複製しておいた 涼真くんの部屋の鍵を使って 部屋に入る。
菜月
涼真
菜月
菜月
菜月
そう。 私は夢を叶えただけ。 王子様が迎えに来て幸せになる夢を。
迎えに来てくれない王子様を 私が迎えにきただけ。 美味しいって褒めてくれた クッキーの隠し味は薬。 体調を崩しちゃって可哀想に。 お見舞いに行って看病もした。 それでもまだ私だけを見てくれそうにないから よく眠れるようなご飯を作って 食べてもらっただけ。 それで最後に カギをお揃いにして 私が迎えに来ただけだよ。 もうお外には出してあげられないけど 私が全部してあげるから 私だけの王子様になってね。
シ ア ワ セ ニ シ テ ア ゲ ル 。