菖
はっじまるよ〜!!
菖
……。
菖
……
菖
な、んで…?
麗
菖…?
菖
どうして!!
菖
私さえ、
菖
「死ねば良かったのに!!」
麗
ッッ…
硝子
…。
真希
……。
麗
…硝子さん、私部屋戻ってる。
硝子
、あ、あぁ
真希
私も戻ってます
ガラガラ
菖
……。
硝子
菖、なんでだ?
菖
…
硝子
どうして、自ら死のうとするんだ。
菖
人は、いつか死ぬものでしょ
硝子
それでも、長くは生きたいはずだ。
菖
私は…
菖
言えない。
菖
ここ(高専)の人たちを前に言えない…
菖
もう、これ以上迷惑なんて、かけられない…
菖
いつから、
怖くなったの…?
菖
(あれから、一週間ほどかな、
菖
死のうとする私をみて、
菖
部屋を地上に近い階に帰られ、
菖
誰も来ないような、端に移された。)
菖
こんなことしても、意味ないのに…ね。
菖
(たまに家入先生と、五条先生が生存確認がてら来る)
菖
私は…
菖
なんのために…ッ
菖
あぁッ
気づくと体は血まみれで
部屋がぐちゃぐちゃになってる
菖
もう、ほとんど意識がない…
菖
……。
コンコン
麗
菖…?いる?
菖
(お姉ちゃんとはあれから一言も喋らなかったし、会わなかった。多分、禁止されてたんだろうな。)
麗
はい…るよ……?
ガチャ
麗
あっ…あ、
菖
(驚いて当然だろうな。部屋はぐちゃぐちゃ、血まみれの妹が立ってるんだから。。)
麗
ごめんね、ごめんね、
麗
菖…
菖
(遠くからでも手が震えてるのが分かった。)
菖
(私を怖がってるんだ。)
麗
ごめんね…ごめんね…
菖
お姉ちゃん…?
麗
あや、め…?
菖
私さ、もう疲れちゃった
麗
あ…
菖
折角の呪力も、
菖
そのための呪いも…
菖
そうだね、
菖
その通りだね…
菖
あのとき、
菖
もう遅いかな。
麗
菖、もう休憩しよう?
菖
………。
麗
どーせ、いつか終わるんだから
麗
全部…終わらないものなんてないんだから。
菖
私達が
麗
一足先に
〜終わらしてしまいましょ〜