クズ

最低

見損なった

死ね

無能

必要ない

バサッ

気がつくと、医務室で寝ていた。

そうや、俺、倒れたんや…

怖い怖い怖い

怖い、

視点　ペ神

起きてからずっとこんな感じ。

これは酷いな…

ー視点　ショッピ

優しく、包み込むような聲が、医務室に響く。

次々とこぼれ落ちていく雫。

『本当に、一般兵士の手を刺したのって、ホントなの？』

ああ、ほんとに優しい。

俺とは、大違いや。

多分、信じてくれへんのやろ。

だって、とんとんさんが指したって言っとったんやから。

口を開いて、才女にはなった言葉。

今更、遅いわ。もう、壊れてんねやから。

俺は慌てて話題をそらした。

腕を見ると、何針も縫ったような跡が残っていた。

今日。ワイは死ぬ。まうつらいから。

まあ、食べても吐くんやけどw

はぁ。辛い。戻ろう、かな

ｷﾞｭｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ

６月24日

これは遺書です。今日、俺は死にます。

21日の夜、出血多量で倒れたそうです。

はぁ。辛いです。

一般兵士に殴られ蹴られ、痛かったです。

辛かったです。

怖くて、助けてって一言が言えませんでした。

情けないですよねw

皆さんに感謝の言葉を書いて置きます。

ーグルっぺんさん、俺の居場所を作ってくれて、ありがとうございました。

トントンさん、厳しく言ってくれてありがとうございました。

大先生、俺の雑談を聞いてくれてありがとうございました。

オスマン、ひとらんさん、お茶会、ありがとうございました。

しんぺい神さん、俺の相談きいてくれてありがとうございました。

ゾムさん、シャオさん、面倒見てくれてありがとうございました。

ロボロさん、仕事教えてくれて、ありがとうございました。

エミさん、色々教えてくれてありがとうございました。

チーノ。いつでも隣りにいてくれてありがとう。

…最後に、クソ先輩、いやコネシマさん。

俺が刺したって事件。俺のことを信じて、心配してくれてありがとうございました。

コネシマ先輩、軍に入れてくれてありがとうございました。

コネシマ先輩の後輩で入れて幸せでした。 そこだけは一番のいいことです。

俺は今日、死にます。 おれは、壊れてるんです。皆さんのことが信じらません。

ー最後に、俺は刺してません。まぁ、信じなくてもいいっすけどw

皆さんありがとうございました。

さようなら。