ゆーな(主)
ゆーな(主)
ゆーな(主)
ゆーな(主)
ゆーな(主)
ゆーな(主)
ゆーな(主)
ゆーな(主)
ゆーな(主)
ゆーな(主)
ゆーな(主)
ゆーな(主)
年齢 17〜18歳
呼ばれ方 獅音くん
ゆーな(主)
ゆーな(主)
ゆーな(主)
ゆーな(主)
٩(.^∀^.)งLet's go
チュンちゅん
カクちゃん
武道
ホテルで一晩過ごし朝私を起こすカクちゃんの声が聞こえる
もう朝…?
ピコン
暫くして私の携帯の着信音が聞こえた
カクちゃん
武道
ムクリと起き上がりのそのそと自身の携帯の元へ動く
武道
ピッ…
武道
イザナ達からの連絡を見て思わず目を見開く
こんな事…
まずい甘く見てた
私がのんびりしてたせいで
私のせいでみんなが傷ついたら
私は…
私は…
カクちゃん
この時自分でも驚くくらいの殺気が溢れていた
心臓よりもっと深くもっともっと体の奥底から湧き出る黒い感情
武道
カクちゃん
武道
急いで特服に着替え用意を済ます
取り敢えずカクちゃんに状況を伝えないと
武道
カクちゃん
武道
カクちゃん
カクちゃんの緊張した気持ちがダイレクトに伝わってくる
武道
武道
カクちゃん
酷く驚いた表情をするカクちゃん
しかし、予想していた事でもあるのか直ぐに通常に戻る
カクちゃん
武道
カクちゃん
武道
ここまで説明したらカクちゃんなら分かってくれただろう
カクちゃん
武道
武道
カクちゃん
銃を持った敵
大人の後ろ盾
抗争に不慣れな新チーム梵天
武道
それに…
私の大切な人達を傷つけた
私の部下……
私の家族…
私の…一虎くん
武道
引っ込みかけていた殺意が再び湧き上がる
黒く重いドロドロとした"何か"が私の体を呑み込んでいく感覚
奇襲って一体どこから…
私のせいで…一虎くんが
カクちゃん
かすったってどこを?
どのくらい?止血は?
他のみんなは大丈夫?
カクちゃん
敵の様に銃はアジトに置いてある
だけどまだみんなも片手で銃を撃てるほど慣れてない…はず
太刀打ちできてる?
カクちゃん
今すぐ帰らないと…!!
カクちゃん
武道
色んな事が頭でぐるぐるしていたその時カクちゃんの呼び声にハッとする
目の前のカクちゃんは私の両肩をガシリと掴み焦ったような心配そうな顔をしていた
カクちゃん
その声は酷く震えていて今にも消えてしまいそうなほどか弱かった
カクちゃん
カクちゃん
武道
カクちゃん
カクちゃんの暖かい手が私の頬に添えられ自然にカクちゃんと目が合う
カクちゃん
カクちゃん
武道
カクちゃん
武道
今にも泣きそうな表情のカクちゃん
カクちゃん
カクちゃん
武道
カクちゃん
カクちゃん
カクちゃん
カクちゃん
いつの間にか俯きがちだった顔を上げ泣きそうな顔でカクちゃんは笑っていた
武道
武道
カクちゃん
カクちゃんのおかげで少し冷静になれた気がするよ……
武道
カクちゃん
何に対しての感謝か本人は分かっていなさそうだったが伝えたので良しとする
武道
カクちゃん
自分でも分かるほど悪戯っ子の様な笑みを浮かべ私はカクちゃんに振り返った
武道
カクちゃん
首を傾けるカクちゃん
武道
カクちゃん
カクちゃん
武道
カクちゃん
カクちゃんの真っ赤な顔を見て逃げるようにホテルの一室から出た
カクちゃん
ブーン…ガチャ
カクちゃん
武道
カクちゃん
あれからホテルにいた見張りをなぎ倒しカクちゃんのバイクの後ろに乗ってアジト付近にたどり着いた
遠くからではあるが現場の状況くらいはわかった
武道
カクちゃん
武道
カクちゃん
武道
カクちゃん
武道
武道
武道
カクちゃん
武道
そこから私達は裏から回って最前線まで一気に移動した
バキッ…ドスッ
ゴンッガンッ…ごキッ
バンッ……バンッ
前線に近づくに連れて物騒な音がどんどん大きくなる
カクちゃん
獅音くん
獅音くん
獅音くん
カクちゃん
一番近くに発見した獅音くんにカクちゃんが声をかけるとボロボロだった
獅音くん
私も帰ってきたと気がついた途端目をキラキラさせる獅音くんが酷く可愛らしい
武道
獅音くん
すかさず労りの言葉を伝え現在の戦況を手当しながら聞く
カクちゃん
獅音くん
獅音くん
武道
顔を青くし少し震え出す獅音くん
カクちゃん
カクちゃんも唯ならぬ雰囲気に身構えた
獅音くん
獅音くん
………………
武道
カクちゃん
カクちゃん
暫くの沈黙の後私達は
聞かなかったことにした