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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで

さらわれた仲間を追いかけていると、少し開けた部屋に出た。

そしてその部屋には救出隊や鉱員達だろうか、数10人物ポケモン達がが死屍累々と倒れていたのだった。

だんご

うぅ…助けて…

スピネル

大丈夫!?

るる

……隅っこに誰か居るね。

そう言った彼女の視線の先には、1人のダイケンキが俯いていた。

???

あー、なんでこんなことに……

ミネ

……あの人の手から出てる水の縄、だんごが捕まった縄と繋がってる!

リアンジェ

じゃあ、あのダイケンキが失踪事件の犯人なのです!

イーブイ

それにしてはなんだか様子がおかしいけど……

ミネ

……でも捕まってる人達を返して貰わなきゃ!

ミネ

マジカルシャイン!!

そう言い技を放った瞬間───────

???

待って!私に技を打ったら──

ミネ

痛っ!?

ダイケンキが反射的に使ったらしいアクアテールが左前足に命中した。

???

ああ、まただ、なんで、どうして……

ダイケンキは泣きながら頭を抱えそう言っていた。

スピネル

だ、大丈夫!?

ミネ

うん、大丈夫……

???

ていうか何でこんなに大勢の人が……!?

???

こっちに来ないで!!!!

そう言うと彼女はみずのはどうを放った。

イーブイ

何で謝ってるのに攻撃してるの!?

るる

言ってる事とやってる事が全然違う……

だんご

……

だんご

(……この子、何か様子がおかしい……)

だんご

(さっきからみずのはどう?っぽい技を打ってるけど……)

だんご

(打ってる方向がめちゃくちゃで、なんだか…)

だんご

うわぁっ!?

ダイケンキの行動を観察していたが、思考に集中し過ぎていた様だ、技に当たってしまった。

だんご

…あ、そうだ!

スピネル達が苦戦していたその時、電撃の様な1人の声が響いた。

だんご

ちょーーーっと待ったーーー!!!

ミネ

だんご!?

るる

足に縄が結んであるままなのに……何をするんだ……

だんご

みんなの仇は!!

だんご

私が取るっっ!!!!

スピネル

いや、仇って言ってもまだ瀕死になってないけど……

だんご

ねぇ、もしかして、技をコントロール出来てないの?

そう言うと、ダイケンキは驚いた顔をし、そして水の縄が一瞬にして消え去った。

???

……なんでわかったの……

だんご

技を打つ方向も威力もめちゃくちゃだったから……

だんご

もしかしたらそうなんじゃないか、って思ってたんだ。

???

私はこの世界に来てから、攻撃を受けると反射的に技を打ってしまう様になった……

???

それで……大切な友達も、……みんな、傷つけちゃった……!!!

そう言うと今までの悲しさが込み上げてきたのだろうか、ぽろぽろと涙を零し始めた。

ミネ

そういえば、救助隊の人達を縄で捕まえてたのは……

???

それは……‪”‬あの人‪”‬に言われたからなの……

イーブイ

‪あの人……?

そして、物語は黒幕へと。

第10話 終

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