TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
魔女の樹。

魔女の樹。

「魔女の樹。」のメインビジュアル

1

魔女の樹〖1〗

♥

68

2019年07月26日

シェアするシェアする
報告する

魔女、だ。

何故、私を選んだんだ?

ユリーカ

……透明な手が世話してるのが、分かるだろう?

ユリーカ

これが、私の「恋人」だ。

高橋 青木

なっ

ユリーカ

……そうだ。これがお前に頼みたかったことだ。

空か?

いや、これは水……?

その元を辿ると……

高橋 青木

……な、んですか?これは

ユリーカ

……これが、恋人だ。

高橋 青木

……これが?

ユリーカ

そう。これが……

ユリーカ

この樹から、彼を解放させる。

ユリーカ

私が……

ユリーカ

魔女となって。

高橋 青木

…それで、私は……?

ユリーカ

そうだったな。

ユリーカ

……お前は、飲み込みが早い。

ユリーカ

そこでだ。

ユリーカ

お前にこの樹の担当をして欲しい。

高橋 青木

え、えっ、

ユリーカ

大丈夫だ、簡単な仕事だから。

ユリーカ

他の召使いはここに入れない。

ユリーカ

だからお前には、ここに入ろうとした輩を

ユリーカ

「殺して欲しい」それだけだ。

高橋 青木

……

高橋 青木

わかり、ました……

ユリーカ

……ありがとう

ユリーカ

私には、出来ない事だ。

ユリーカ

……私には…

樹の水は、青い。

宙だ。

樹の水が、青色なんだ。

透明な手は、彼女の髪を優しく撫でた。

この作品はいかがでしたか?

68

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚