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恋の迷子

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恋の迷子

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2019年08月04日

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私は小学四年生のかのん。

弟が剣道を始めたきっかけで、 私も行くことになった。

その時だった。

剣道をやってる小学生

いち、に、さん、し、

かのん

あーあ、暇だなー

かのん

ん?

ふうと

いち、に、さん、し、

かのん

何あの子?

かのん

カッコイイなー

その瞬間から私は彼に好意をいだいた

私の初恋の人。

かのん

へぇ

かのん

名前はふうとって言うんだ。

かのん

かっこいい名前。

その日から私はなるべく早く来るようにして、毎日ふうと君を見ていた。

かのん

あーカッコイイなー

それから私は2年間ずっと片思いしつずけた。

もちろん、道場から家は何十キロも離れているから、もちろん行けない日もあった。

それでも私は「好き」を続けた。

そんなある日の事。

かのん

かのん

誰だろう?あの子。

最初は道場には1つ年上の女子の先輩がいた。

でもその時、同い年の女の子が入った。

こは

今日からこの道場に入ることになりました。よろしくお願いします。

かのん

かのん

女の子か~

かのん

私もやりたかったし、入ろう。

その思いから私は剣道に入った。

かのん

今日からこの道場に入ったかのんです。よろしくお願いします。

すみれ

こは

その日から稽古が始まった。

私は約半年で上級クラスへ入り、すぐすみれちゃんや、こは、ふうとと稽古が出来るようになった。

そして私達は沢山の大会に出た。

それまでに何度もふうとの夢を見てきたことか、、、

そして強化稽古ではまさやと言う男の子となった。

今まで何回かまさやとはしゃべったことがあったがこの瞬間で私の恋は動き出す。

それから最悪な事にぶりっ子のさきちゃんとも同じになった。この子は一つ年下だ。

さき

わぁー

さき

かのんちゃんも一緒だねぇー

かのん

うん

さき

まさやー

まさや

なに?

さき

一緒だったよぉー

かのん

(なんで年上の人を下の名前で呼ぶんだろ?)

そして強化げいこが始まった。

私とまさやは勝ち進み1つ上のランクでへと上がった。

さきちゃんは負けたのでそこにいた。

そして最後まで勝ち上がった私とまさやとはは何度も一緒に戦うことがあったがいつもまさやが勝っていた。

そして1つランクが上がることに私とまさやは仲良くなっていった。

まさや

また俺の勝ちぃ〜笑笑

かのん

もーまさやは強すぎるんだよ〜

そして最後の戦いになった。

最後は私はまさやと引き分けを取り、そこの部では1位だった。

でもそこまでが長かった。

かのん

はぁ、はぁ

まさや

どうしたん?

かのん

苦しい。息が出来ない。

まさや

えっ大丈夫?

私の変化に1番に気づいてくれたのもまさやで 1番に心配してくれたのもまさやだった。

剣道では面をつけているため過呼吸になることがよくある。

でも私は初めての体験だったから怖かった。

でもまさやがそばにいてくれたおかげで安心することができた。

最後が過呼吸のせいで負けてしまったが私はまさやがいてくれたおかげでその部で1位になれた。

まさやが居てくれたから私は引っ張られてここまで行けたとその時は思った。

でも最後の試合が始まる前、まさやは手を怪我していて泣いていた。

その時私は初めてまさやの涙を見た。

まさや

うぅ、ぐすん。

かのん

大丈夫?

まさやは私が駆け寄っても、顔を隠さなかった。

かのん

......

かのん

無理しやんでいいよ?

まさや

ううん。大丈夫だからお前は試合に集中しろ。

かのん

え、う、うん分かった

その時私はなんでこんなに優しいのか分からなかった。

でも私は試合でまさやの優しさを裏切るような事をする事になる。

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