志希
志希
志希
志希
志希
直哉
ふと、思い出したかのように声を掛けられ、本から顔を上げる
志希
禪院直哉、私の許嫁にして次期当主
直哉
志希
志希
志希
直哉
志希
直哉
その言葉に予定していたものを全て消し、頭を下げる
志希
直哉
それだけ言うと、直哉様は書記に視線を落とし私を視界から追い出した
志希
志希
直哉
志希
ホームに立ち、溜息を吐く
まあ上の人間も多分直哉様以外の事は聞かないから直哉様に話を通したのだろうけど…
そりゃ着物は目立つに決まってるよね
でも着物以外持ち合わせはないし買っていこうかな…
○○番線に電車が参ります。 危ないですから黄色い線の内側にお下がりください
志希
私の席は……
志希
見つけた座席の上に荷物を置き、落ち着いて座る
東京まで大体に2時間半か…大分時間あるなぁ
あれ?というか私の隣って誰か座るのよね
そ、粗相をしたのがバレたら折檻行きじゃない…!
志希
……
「─────あれ?志希じゃん」
志希
”私と同じ”白い髪に青い瞳…
志希
悟
五条悟、私の兄で呪術界最強の特級呪術師だ
悟
悟
志希
悟
志希
悟
悟
志希
悟
そう、嫌そうな顔をした兄に眉を顰めた
志希
悟
悟
志希
悟
悟
悟
兄の不穏な言葉を聞き流し、窓の外に目を向ける
志希
悟
志希
悟
志希
悟
志希
悟
志希
悟
志希
何せ”最強”がついているのだ
志希
悟
今、私たちは目当ての場所に着き、護衛対象らに自己紹介をしている
私の着物が珍しいのか視線が集まり、気まずくて俯く
悟
恵
隣で喋る二人を気にせず、顔を上げ覚悟を決め声を出す
志希
これ、禪院って言っていいのかしら…
志希
これ後で言っちゃ駄目だったって言われたらどうしよう…
悟
悠仁
恵
悠仁
野薔薇
釘崎の言葉に騒めくのを感じる
世一
志希
ザワ……
驚いたのか騒めきが広がるが、私の意識は一人の男子に注がれていた
玲王
玲王
悟
恵
悟
志希
志希
悠仁
野薔薇
志希
志希
志希
そう言うと私は頭を下げた
コメント
1件
とても面白かったです! 続き楽しみにまってます!