どんどんと蒸し暑くなってくる季節

そんな季節は図書館へ通う学生が増える

勉強したいから？いいや 違う

涼むために来る人が多い

図書館まできて勉強しないなんて

はぁ、とため息をつく

蝶の表紙の本をとる

蝶はいい

ﾄﾝｯ

背中に何かがぶつかった

人をみて はじめて

そう感じた

彼女は優しく笑った

よく見るとその子の顔が赤くなっているのを見た

彼女の顔をのぞき込む。

そういって走ってどこかへ行ってしまった

夏休みの間 彼女とすごく仲が良くなった

私が本を紹介する度に

美しく飛ぶ蝶のように

綺麗で美しく可憐な笑顔を見せる

そんな彼女に惚れてしまったんだ。

俺は覚悟をきめた…

今日彼女に告白する。と

俺の好きな蝶のように

静かで綺麗で可憐な彼女

彼女はすごく驚いた顔をしていた

そりゃぁね、、、まあ

ここで彼女との区切りをつけるのもあり…

にこっと、優しく笑う

思わずおれは抱きついてしまった