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ここでラクスの過去が明かされるとは…!と言うか詳細内容がコメントで良かったと思う じゃないとセンシティブ判定位そうだからな 次回も楽しみです!
《解説》【ラクスの過去】 スイスで生まれたラクスは話した通り 奴隷として生まれた 雑用や死体処理などを任され、 終わり次第大人達に連れてかれ、 毎晩性的暴行を受けていた 失敗などをした場合、大人達からの暴行・食事抜き・独房行きが課せられてきたが、パヴァリア光明結社の幹部であったサンジェルマンに助けられ、自身も所属し同じ幹部に登り詰めた 《今話の一言》 ラクスの過去辛すぎない? (どの口が言う?)
私は奴隷だった
奴隷に生まれて 奴隷として生かされた
それが当たり前だと思っていた
監獄でら大人達に 叩かれる日々が続く
だけど違った
新しく入ってくる奴隷が言うには 外の世界では 自由になれるらしい
自由とはなんなのか あの時の私は知らなかった
そしてそれを知らぬまま 私は奴隷として一生を過ごすはずだった
監獄が襲撃され 大人は全員死んだ
私もその人に殺されるかと思ったが その人は私に手を差し伸べてこう言った
「私と共に来い」と
私はあの人について行った
あの人は私に全てを教えてくれた
この世界の常識を 食事のマナーも 外の世界を
そして錬金術の使い方も教えてくれた
そして私はひとつの疑問を抱いた
そして聞いた 「どうして助けてくれたんですか」と
するとあの人はこう言った
『お前が私と似ていたから』と
聞けばあの人も 奴隷だったらしい
だけど錬金術で無限の生を手に入れ 今日まで革命の為に73020もの命を 革命の礎にしたらしい
私はあの人の志しに感化し尊敬した
アトラやメリーも奴隷として 扱われていたので私が無理を言って 共に行動することになった
そして共に行動し数百年
遂にパヴァリア光明結社は マクロコスモスとミクロコスモスの照応と アン・ティキ・ティラの移送場所が 日本であることが分かり あの人は…サンジェルマンさんは カリオストロさんと プレラーティーさんと共に 日本に行くことになった
当然私も行こうとしたが サンジェルマンさんは 私を連れて行かないと言い出した
どうしてですか! サンジェルマンさん! 何故私も連れて行かないのですか!?
お前にはお前のやるべきことがある 私達の旅路にお前達を巻き込む訳には いかない
それにお前…よく道に迷うだろう?
う"っ…!
それにお前達には このアメリカ拠点を任せたいと思っている
アメリカ拠点を…ですか?
ああ
お前を助けて もう何百年経つんだろうな… 幼児だったお前はいつの間にか 私と同じ背になり 共に革命の為に行動してくれた
そんなお前だから頼めるんだ
サンジェルマンさん…
それにお前には仲間がいるだろう?
私達に何かあれば パヴァリア光明結社は終わりだ
その時は…お前達に任せる
そしてお前達の成すべきことを成すんだ
………………
電話くらいは…毎日してください…
………分かった
サンジェルマンさんは日本に行った時 約束通り毎日電話をしてくれた
シンフォギア装者達の戦闘 イグナイトの強制解除を防がれたこと
そして…ガングニールの装者 《立花響》のこと
サンジェルマンさんは最後の通話で こう言っていた
立花響の言うことは一理ある だが 何かを成し遂げるには 何かを犠牲にしなければならない たとえ…自分の命だとしても…
私は何も言うことが出来なかった
何か言葉をかけてあげれば良かったが そんな言葉は何一つ浮かばなかった
そしてその3日後 サンジェルマンさんが 死んだと聞いた
サンジェルマンさんが最後は 立花響と共闘したことも
統制局長《アダム・ヴァイスハウプト》が アヌンナキによって作られた 人形だったことも
装者達と一緒に立花響の暴走を止め カリオストロさんやプレラーティーさんと 共に核兵器を食い止めたことも
その後サンジェルマンさんが装者達に ラピスの輝きで作り出した 《アマルガム》を託したことを
私は全て知った
そしてパヴァリア光明結社は壊滅し 私達もバラバラになった…
サンジェルマンさんが 志した革命を蔑ろにした アダム・ヴァイスハウプトを 私は絶対に許さない
その後アヌンナキの《シェム・ハ》が この星の唯一神になろうとし シンフォギア装者達と 復活した キャロル・マールス・ディーンハイム によって倒され この星の未来を託したことを
そしてシェム・ハによって バラルの呪詛が解かれ 人類は統一言語を取り戻した
だが!!!!
統一言語を取り戻したはずなのに 人類はまだ分かり合えなかった!
サンジェルマンさん達が命落としてまで 変えようとした不変の世を正しても 何も変わらなかった!!!
私は心底人類に絶望し 落胆した…
そしてその理由はやはり紛争や 争いが引き起こし 誰も救われない世の中になっている
このままでは人は死ぬばかり… 人類は救われない…!
ならば私は…私達は…!
人類を…本当の意味で 救済するしかない!!!!!
はっ!
目覚めるとそこは 新生パヴァリあ光明結社の 拠点でラクスは眠っていた
夢…?
起き上がるとラクスは 自分の顔に違和感を感じた
?
頬に指を当てると濡れている
涙なんて…あの日以来… 流したことは無かったのに…
………………
メリーとアトラの様子でも 見に行こうかしら
ラクス・リゲイン
はーい!!!
メリー・アルカ
アトラ・ファウスト
ラクス・リゲイン
メリー・アルカ
メリー・アルカ
アトラ・ファウスト
メリー・アルカ
アトラ・ファウスト
メリー・アルカ
ラクス・リゲイン
メリー・アルカ
アトラ・ファウスト
ラクス・リゲイン
アトラ・ファウスト
メリー・アルカ
ジリリリリリリリッ!
ん?
音が鳴る方へ向くとそこには 置いた覚えのない ヨーロッパ製の白樺製電話機があった
メリー・アルカ
アトラ・ファウスト
メリー・アルカ
ラクスは白樺製電話機の受話器に手をかけ 耳に当てる
ラクス・リゲイン
ラクスが答えると 男性の声が聞こえる
やぁ 久しぶりだね
ラクス・リゲイン
なに 近況報告を聞きたかったのさ
最近頑張ってるようだからね
ラクス・リゲイン
それで? 《神聖》の回収はどうだったんだい?
ラクス・リゲイン
ラクス・リゲイン
それは良かった
これでようやく 装者達と戦えるわけだね?
ラクス・リゲイン
期待しているよ
ツーー ツーー
男性がそう言うと通話が切れる音がした
ラクス・リゲイン
ラクスはため息を吐くと 受話器を戻した
メリー・アルカ
メリー・アルカ
メリー・アルカ
アトラ・ファウスト
メリー・アルカ
メリー・アルカ
ラクス・リゲイン
メリー・アルカ
メリー・アルカ
アトラ・ファウスト
ラクス・リゲイン
メリー・アルカ
そう言うとメリーは 部屋をスキップしながら出ていく
アトラ・ファウスト
アトラもメリーの後を追う
ラクス・リゲイン
(だとしても!!!!)
ラクス・リゲイン
ラクス・リゲイン
ラクス・リゲイン
だから…ごめんなさい