/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
髙地
はぁ…
だるさが押し寄せてくる。
頭がズキッとしていて
なんだか体が熱い
間違いない
髙地
風邪引いたわ…
熱を測ってみる
ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ
髙地
37.2…
何となくいけそう。
今日は全員で集まってリハーサル
休む訳には行かない
髙地
行けるはず…
支度をして
重い足取りで向かった
髙地
おはよ…
樹
お！こーち！
京本
遅かったね
ジェシー
なんか元気なくない？
髙地
大丈夫！寝不足かな？
森本
ほんと？気をつけろよ
髙地
うん
北斗
(なんかおかしいけど…)
髙地
ちょっとトイレ行ってくるわ
北斗
俺も行く！
髙地
そ、そう？なら行こ
気持ち悪い…
でも北斗がいるから、無理だしな…
我慢しよう
北斗
なぁ、
髙地
ん？
北斗
ほんとに大丈夫？
髙地
え？
北斗
何年一緒にいると思ってんだよ
北斗
絶対風邪引いてるだろ
髙地
大丈夫だって！心配しないで
髙地
俺、風邪引かない人だからさ
北斗
いや、絶対風邪だろ？
髙地
違うから！
髙地
…ごめん。
髙地
俺行くわ。
北斗
待てって！
やばい、めっちゃしんどくなってきた
今にも吐きそう
体も熱くなってる
髙地
はぁ、はぁ、
髙地
もう、むりっ…
バタンッ
俺は
「髙地！」と叫ぶきょもと樹を見ながら
意識を手放した…
髙地
ん…
京本
髙地？
髙地
きょ…も
髙地
あれ…俺…
京本
廊下で倒れてたから
京本
びっくりしたよ
髙地
ごめん。
京本
とりあえず、みんな呼んだから
髙地
うん
ジェシー
優吾､
森本
こーち！
樹
髙地！
北斗
…だから言ったのに…
髙地
ごめん…
京本
あの後、熱計ったら39.1まであったよ
髙地
え！？
北斗
静かに…
髙地
ごめんなさい
森本
もー、そんな謝らないでよ〜
ジェシー
俺らだってするからさ
森本
元気なフリ！
樹
お前らはすんなよ（笑）
髙地
ふふっ、
ジェシー
あ、笑った〜
京本
いや誰でも笑うだろ（笑）
森本
まぁ、この件は解決ということで！
北斗
次からは気をつけろよ
髙地
みんな、ごめん
森本
ごめんじゃなくて？
京本
なんて言うの？
髙地
あり…がと、う。
ジェシー
はぁい！
樹
なんだよお前らまじで（笑）
北斗
笑笑
ジェシー
HAHAHA！
髙地
みんなありがとね
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
