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テラーノベル(Teller Novel)

ヒロシ

・・・"脅したり"は、したかな?

タツヤ

ふざけんなよ。

ヒロシ

ていうかさ、

ヒロシ

何彼氏ぶってんの?

タツヤ

!・・・

ヒロシ

もう別れてから5年も経ってるんだよ?

タツヤ

・・・・

ヒロシ

未練タラタラ、男だねーw

タツヤ

うるせぇよ!!

ヒロシ

付き合ってたんだよねタツヤ、

ヒロシ

恭子と。

タツヤ

・・・

ヒロシ

覚えてる?

ヒロシ

タツヤが僕に対して恭子に

ヒロシ

嫌がらせさせようとしたの。

タツヤ

・・・

ヒロシ

僕と恭子が、隣同士の家で、

ヒロシ

幼馴染だったから、嫉妬したんだよね?

タツヤ

黙れ・・そんな昔のこと覚えてない

ヒロシ

スタスタ

タツヤに近づく。

タツヤ

んだよ!

ヒロシ

何度でも言う。タツヤは覚えてなくても。

ヒロシ

僕は、忘れないし、忘れたくても・・・

ヒロシ

チョキン…

もう片方の足の小指を枝切りバサミで切る。

タツヤ

ぐぅああああ!!!

ヒロシ

・・・忘れることはできないんだよ。

ヒロシ

タツヤ

ぐっ・・・

ヒロシ

話戻そっか。

タツヤ

・・・

ヒロシ

嫉妬したタツヤは、僕に命令した。

ヒロシ

恭子に対する嫌がらせを。

ヒロシ

そして恭子は、僕と距離を置くようになった。

タツヤ

・・・

タツヤ

ポタ…ポタポタ…

足の指から血がとまらない。

ヒロシ

・・・あーごめんね。

ヒロシ

血、止めるの忘れてた。

ヒロシ

タツヤの血を止め、ガーゼを貼る。

タツヤ

うっ・・

タツヤ

頭が痛い。

ヒロシ

・・!

ヒロシ

何かを取り出す。

タツヤ

うっ。

ヒロシ

楽にしてあげるよ。

ヒロシ

プスッ

注射器をうつ。

タツヤ

うっ!

タツヤ

なんだよ・・それ・・

ヒロシ

んー、鎮静剤みたいなものとでも言っておこう。

タツヤ

・・・知識もねーくせに、適当にしてんだろうが。

タツヤ

この身体もたねーぞー?

ヒロシ

・・・ほー余裕出てきたねー

ヒロシ

でも、タツヤの言ってること正解だよ。

タツヤ

?・・・

ヒロシ

半分だけどね。

タツヤ

半分?

ヒロシ

・・・いずれ分かるよ。

タツヤ

・・・

ヒロシ

話を戻そう。

ヒロシ

タツヤと恭子が、付き合ったのは、

ヒロシ

僕が嫌がらせをやめた日。

タツヤ

・・・

ヒロシ

でも、"ある事件"で別れた。

タツヤ

・・・!うっ。また頭が、

ヒロシ

・・・

スタスタ…

タツヤに近づき。

タツヤ

ヒロシ

プスッ

また注射器をうつ。

タツヤ

くっ。。

ヒロシ

・・・

ヒロシ

時計を見る。

ヒロシ

そろそろかな?

ヒロシ

ガラガラガラ…

タツヤ

?!・・なんだ?

コツンコツンコツン・・・

ヒールの足音。

恭子

久しぶりだね。タツヤ。

タツヤ

?!恭子?

恭子

・・・・

タツヤ

ちょっとまてよ!・・・

タツヤ

おまえら、

タツヤ

グルなのか?!!

ヒロシ

wwww(笑い上げる

恭子

・・・そうだよ。

タツヤ

!!!??意味わかんねーよ!

タツヤ

恭子!!こんなことやめろ!

恭子

・・・

タツヤ

本当はこんなことしたくないんだろ??

タツヤ

"脅されてる"だけだよな???!

脅しじゃない (全22話完結済)

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