俺には可愛い愛犬がいる
その名はジェシー
今年で5才のメスだ
ジェシーがどうやって産まれたのかはなぜか思い出せないが
亡くなった妻はこう言う
「私が産んだ」
と。
犬なのに人間が産むなんて
ジョークにしても さすがにあり得ないぜ
男 ただいまジェシー
男 いい子にしてたかい?
今日も帰宅すると
ジェシーは尻尾を振って出迎えてくれる
...ん?
あ、おっと失礼。
一瞬、ジェシーが人間に見えてね
最近、疲れているのかもしれないな
今日は早く寝なきゃな
私はお父さんが嫌いだ
私を犬だと思っているからだ
死んだお母さんは何度も説明してくれた
「ジェシーは人間だ」
「私がこの子を産んだ」
と。
ああ...地獄の餌やりの時間がやってきた
その後は散歩に行かなければ
四つん這いで暮らすのはもう懲り懲りだ
ジェシー ...わ、わんわん
男 可愛いなあジェシーは
男 犬好きの俺にとって幸せな時間だよ
男 さあ、お食べ
男 今日のドックフードは結構いいやつなんだ