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友達

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1

友達

♥

523

2022年04月30日

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のんれん

あの…ですね…

のんれん

ネタが思いつきません!

のんれん

なので

のんれん

ちょっといい話を見つけちゃったので

のんれん

それをみんなに伝えたい!(?

のんれん

なので

のんれん

知ってる方もいると思いますが…

のんれん

もうやっちゃいます!

のんれん

知ってる方

のんれん

すいません…

のんれん

あの…

のんれん

名前しか変えません

のんれん

なので…

のんれん

完全

のんれん

丸パクリ

のんれん

(丸パクリの丸、て言う漢字あっているか分からない…)

のんれん

色々とやばいですが

のんれん

とりあいず

のんれん

スタート!

そうた

俺はそうた

そうた

大学生

そうた

よく勉強の合間にこうしてネットを眺めて息抜きをしている

そうた

俺が眺めていたのは

そうた

お題が何も決められていない

そうた

何を書き込んでもいい

そうた

とある電子掲示板

そうた

俺にはひとつ心にひっかかっている出来事があり

そうた

それを書いてみることにした。

そうた

初めて書き込みします

そうた

ちょっと長文になっちゃうけれど、

そうた

吐き出さしてくれ…

そうた

俺の故郷はすごい田舎で

そうた

保育所から中学まではメンツが変わらないほどの
人の少なさだったんだ

そうた

そのなかにひとり

そうた

すごいイケメンがいたんだ

そうた

俺、20年ちょい生きているけど

そうた

今まで出会った中で

そうた

あいつが一番って断念できるくらい

じゅん

ん…?

そうた

そいつの名前は進(仮)と言って

そうた

とにかく完璧超人だった

そうた

顔も良ければ頭も良い

そうた

運動だってできるし

そうた

当然女子からもモテモテだった

そうた

そうた

同性からも人気があったよ

そうた

リーダーシップもあったし

そうた

人を引っ張ってくれるタイプだったからな

じゅん

へぇ〜

そうた

一方

そうた

俺はというと…

そうた

俺は小5の頃に田舎から引っ越してきたんだ

そうた

よろしくお願いします…

そうた

もともと引っ込み思案で

そうた

前の街だって友達はいなかった

そうた

人に話しかけるのが苦手だし

そうた

ましてはここは

そうた

みんな保育所からの付き合いだ

そうた

俺が入る余地なんてなかった

そうた

だけど…

なぁ

これからみんなでドッジやるんだけどお前も来ない?

そうた

え…

そうただっけ?

大丈夫だよ!

みんな手加減するし

な!

そうた

う…

そうた

うん

そうた

ドッジいやか?

そうた

いやじゃないけど…

じゃあ決まり!

おーい!

こっちチームひとり追加な!

そうた

そうた

正直

そうた

大きなお世話だと思ってた

そうた

お前は良くても周りはどうか…

そうた

でも…

そうた

断れなかったんだ

とうま

ニヤニヤ

れお

ニヤニヤ

とうま

オラ!

そうた

うわぁ!?

そうた

あ…あぶな…

れお

へへ

れお

よけあがったか

れお

新入り!

れお

可愛がってやるぜ!

そうた

わ…

そうた

うわぁ!

そうた

…!

へへ

いい球投げるじゃねぇか

れお!

お返しだ!

とうま

バンッ

れお

あっぶね!

れお

進てめ!!

れお

新入り庇うのかよ!

新入りも何も関係ねぇよ!

もう仲間だからな!

とうま

くっそ〜

とうま

ボンッ

とうま

いてっ

りな

あっははは

りな

はいとうまアウト〜

ゆずは

進の言う通り

ゆずは

反撃だよ!

ゆずは

そうたくんっパス

そうた

っ!

りな

あははは

ゆずは

あはは

あっははは

そうた

まぁでも

そうた

進のおかげで学校にすぐ馴染めたけれど

そうた

ちょっと照れくさくて

そうた

普通はやらないような気にかけ方するんだよ

そうた

でもみんな受け入れていた

そうた

進の人望があってこそだろうけど

じゅん

ふんふん

そうた

それと進の勧めで剣道も始めた

そうた

進がいなかったら、剣道とは無縁だっただろうな

そうたさ

部活何にすんの?

そうた

え?

そうた

別に決めてない

んじゃあ

剣道やろうぜ!

剣道!

そうた

そうた

ええ?

人数少なくってさぁ

それにそうたはいい線行くと思うだけどなぁ

体幹がしっかりしてるし

そうた

そんなわけないじゃん

そうた

俺なんて無理だよ

物は試し!

いやだったらすぐやめればいいし

な!

頼む!

そうた

うーん…

そうた

まぁちょっとやって辞めるつもりだったんだけど

そうた

意外と面白くて長く続いたな

そうた

あいつ教え方もうまいんだよ

そうた

今思えば俺に自信をつけたかったのかもな

そうた

実際剣道を始めたらとうまとかもいじめてこなくなったし

そうた

そうた

そんなある日のこと

そうた

あいつの親が離婚したんだ

そうた

その頃の進はリア充グループで遊ぶこともほとんど無くなっていた

そうた

当然俺は非リアグループ

そうた

まぁ剣道部ではたまに話してたけれど…

りんか

進くん学校来なくっちゃったね

らん

この間タバコ吸ってたんだって

そうた

そうた

田舎なんだから噂はあっという間に広がる

そうた

薄情なもんだ

そうた

あれだけ周りに人がいたのにも関わらず

そうた

素行が悪くなった進と関わろうとするヤツなんて居なかった

そうた

まぁ俺が薄情だなんて言えないよな

そうた

俺だって庇ってやったりしなかった

そうた

それどころか

お母さん

お母さん

どこへ行くの!

お母さん

ねぇちょっと

お母さん

あなた最近学校にも行ってないでしょ

お母さん

お父さんのことはショックだとは思うけど

うるさいな…

ほっといてくれよ…

お母さん

進!?

そうた

俺って本当ひどいやつだよは

そうた

なんかさ

そうた

正直な話すると

そうた

ちょっと

そうた

ホッとしてたんだ

そうた

こいつも俺たちと同じ人間なんだ

そうた

挫折したり躓いたりするんだ

そうた

完璧超人じゃなかったってね

そうた

だってさ

そうた

なんか惨めなんだよ

そうた

そりゃあ救われもしたよ?

そうた

でも反面

そうた

嫉妬とか気後れがあるんだ

そうた

でもそんなこといえないよ

そうた

だってあいつは

そうた

完璧なんだ

そうた

そんな感情を持つ俺が悪い

そうた

でもちがった

そうた

完璧じゃなかった

そうた

そんなあいつに俺は何をしたと思う?

そうた

そうた

おまえなんで部活に来ないんだよ

そうた

待ってるんだぞ

そうた

同じ事仕返してやったんだ

そうた

今度試合あるのにさ

そうた

進が来ないと負け戦じゃん

そうた

みんなもそう言っているよ

そうた

「笑顔で明るい方へ連れて行くこと」

そうた

俺がどんな気持ちだったか思い知らしてやろうと思ったんだ

そうた

まぁなんというか

そうた

「マウント」をとったもんだよ

そうた

その後も何度も何度も進を見るたびに話しかけた

そうた

胡散臭いような笑顔でさ

そうた

進!

そうた

試合来週だからな!

そうた

気が向いたら来いよ!

そうた

これ!

そうた

ノートコピーしといたからやるよ!

そうた

暇だったらさぁ

そうた

うちで漫画読まないか?

そうた

まぁ

そうた

鬱陶しかっただろうな

そうた

殴られても文句言えないと思ってた

そうた

でもアイツ

そうた

試合に来てくれたんだよ

そうた

進?

そうた

来てくれたのか!?

…まぁな

そうた

まじか!?

そうた

おいみんな!

そうた

試合

そうた

負け戦にならなそうだぞ!

みんな

お、おう

そうた

次第に学校にも来てくれるようになった

そうた

まぁ前よりは口数は減っちゃってたけど

そうた

それでも卒業する頃にはほぼ元通りだったかな

そうた

勉強も取り戻してたし

そうた

ちなみに進のおかげで試合には勝ったよ

そうた

やっぱアイツ

そうた

完璧超人だわ。

じゅん

ふふ

そうた

なんか俺

そうた

恥ずかしくなった

そうた

もともと中学卒業間近になったら

そうた

あんな嫌味なことしてさ

そうた

ようやく1人2人携帯を持つレベルの田舎だったから

そうた

高校離れたら

そうた

もう自然と

そうた

会うことも無くなった

そうた

それ以来

そうた

ずーと連絡なんて取ってなかったんだ

そうた

でも…

そうた

最近何気なく進の名前で検索したら

そうた

アイツのブログが引っかかったんだ

そうた

うっかり1部本名で書いてたみたいだ

今日も仕事疲れた!

でも仕事終わりの仲間との一杯が最高なんだよな!

週末には剣道の試合が控えているから

気合い入れて行くぞ!

そうた

就職したのか

そうた

へぇ〜

そうた

てか進

そうた

まだ剣道やってるのか

そうた

俺だって中学で辞めちゃったのに

そうた

流石だな

今日は田舎に帰って高校の時の友達と遊んだ!

〇〇は結婚したらしい!

びっくりだ!

そうた

相変わらずリア充満喫してるなぁ

そうた

ん…

高校の時の友達と遊ぶのもいいけど

そうたはどうしてるのかなぁ

俺が落ち込んでた時

雄一、手を差し伸べてくれた奴だ

アイツのおかげで俺は立ち上がるキッカケができたんだ

正直始めは鬱陶しいなんて思ってたけれど

今では本当に感謝してる

あんな優しい奴

他にいないよ

そうた

…違う…

そうた

違うんだ進…

そうた

俺は優しくなんてないんだ…

そうた

俺は最低なんだよ…

そうた

優しいのはっ

アイツ今何してるんだろ

そうたに会いたいな

そうた

そうた

俺がアイツから勝手に離れていっただけなのかな…

じゅん

うぅ切ねぇ

じゅん

誰が知らんが元気出せよ…

じゅん

それ俺だわ!

じゅん

すごいイケメンっていうところにピンと来た!

そうた

嘘つけ!!!!!!!!!

部長

一体今何時だと思ってるんだ!

部長

ドン

部長

こんな遅い時間に出社してきて…

部長

どういうつもりなんだ!

部長

お前は!

じゅん

は…はい

じゅん

す…すみません…

じゅん

はぁ

よう!

遅刻魔じゅん!

こってり絞られたみたいだな!

じゅん

うぅ

じゅん

つい睡魔に勝てなくてさぁ

今回は何で夜更かししたんだ?

ゲームか?
アニメか?

じゅん

へへっ

じゅん

今回は違うよ

じゅん

面白いスレ見つけちゃてさ

じゅん

つい寝れなくなっちゃって

へぇ

じゅん

たまたまお前と同じ名前が載ってて

じゅん

気になってさ

じゅん

URN送ったから

じゅん

見てみてよ

じゅん

いい話だったよ

これ…

まさか…

じゅん

それ俺だわ「すごいイケメン」ていうところにピンと来た!

そうた

嘘つけ!!!!!!!!!

そうた

面白い奴もいるもんだな

そうた

まぁおかげで気持ちの整理は着いたな

そうた

俺は出現アイツの中の数いる1人の知り合いだと思ってた

そうた

けどアイツは

そうた

俺を思い出してくれていた

そうた

今度こそ素直な気持ちで

そうた

進に連絡を取ろうと思う

そうか…

アイツ当時こんな風に思ってたんだな

じゅん

ん?

じゅん

何?

いや

何でもないよ

よし!じゅん!

仕事終わったら飲みに来いよ!

おい!

みんなも来いよ!

みんな

みんな

あ、あぁ

じゅん

じゃあ俺ラーメンがいい

じゅん

餃子とビールも付けてね!

はいはい

そうた

久しぶりだな!

そうた

たまたまブログ見つけたんだけど…

のんれん

いい話だったでしょ!

のんれん

少しだけ変えちゃったけど

のんれん

まぁいいでしょ!

のんれん

それじゃあ

のんれん

バイバイ!

この作品はいかがでしたか?

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ユーザー
ユーザー

話長かったけど、すげー!私もネタが思いつかないので、何かいい案があれば、 教えてください!がんばってください!応援してます!

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