「ニキはさ、好きな人いる?」 「はい?」 午後5時10分。宿舎にはソンフンとニキしか居らず他のメンバーは出かけている。 「急になんですか?」 「別に、」 ニキは何かを考える素振りをしてからにやにやしてからこういった 「もしかして、、、、 僕のこと好きなんですか?」 それからしばらく沈黙が続きそれをニキが遮った。 「あはは、なんてね」 「うん、好きだよ」 「それってどういう、、、、」 「だから、こういう意味」 ちゅ、とリップ音がしたと、ほぼ同時に玄関から「ただいまー」という声がした。 帰ってきたソヌが見たのはキス現場。まさに修羅場だ。 「え、何してるんですか、」 「何も?ソヌには関係ないから」 ソンフンがそう言ったきりソヌは「そうですか、」と言って部屋に戻っていった。 「ニキはさ、ソンフニヒョンのこと好きなの?」 午後8時。リビングで1人ゲームをしているニキにソヌが聞いた。 「ソンフニヒョン、?」 そうニキがいうと何かを思い出したようにみるみる顔が赤くなってくる。 「べ、別に」 「そっか、ありがと」 「はぁ、」 ソヌは皆が寝静まった後リビングで考えていた。 どうしたらニキが振り向いてくれるか?好きになってくれるか? 「べ、別に」 頬を赤くして否定するニキをソヌは思い出していた。 こんなの好き同然じゃん。 「ニキの嘘つき」 それでもソヌはこんなニキの沼にハマっていってしまう。 「りき___________ 好きだよ、」 ソヌは届くはずのない想いを泣きそうな声でそう呟いた____________ end?
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