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足を亡くした兵士

足を亡くした兵士

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1

足を亡くした兵士

♥

826

2020年06月14日

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これは私の従兄弟から聞いた話です

聞いた中で1番ゾッとする話です

1945年終戦 Aは生き残り家に帰る前 母親に連絡した

昔の言葉はわからないので 現代風に直して書いていきます

お母さん
戦争が終わったので
今から帰ろうと思います

帰る前に
1つお願いしたいことがあります

実は私の友人が戦争中に
足をなくしてしまい
友人は両親とも戦争で亡くされて
帰る家も看病してくれる人もいない

そのため、
一緒に連れて帰っても
よろしいでしょうか

お帰りなさい
ご無事で何よりです

ご友人のことだけれど
あなたもわかっているでしょう

うちは家族を養うことで
精一杯なのです

まして足を怪我して
その看病とまでなると
お金もないし
手に負えない

かわいそうだけど
うちに病人はおけないわ

そうですよね...
わかりました
お母さん
ありがとうございました

これが母がAと話した最後となった

Aは生き残ったにもかかわらず

自殺したのだ

皆さんはなぜ彼が自殺したのか わかりますか?

<解説>

友人=A のことであり

友人ではなくA本人が 足をなくしてしまったのだ

Aは自分の家庭の経済状況が苦しいことがわかっていた。

家庭が苦しい中で足を失った自分を 必要としてくれるか

それを確認したかったのである

母親の 「病人は置いておけない」 と言う言葉で

自殺を決意したのである

2つ目の作品

なかなか悲しいお話でした

友人ではなく 「自分が足をなくした」 と言っていたら

状況は変わったのか それとも変わらなかったのか

それでは See you again🦋

この作品はいかがでしたか?

826

コメント

33

ユーザー

(つ﹏<。)悲しいよぉよぶりっ子じゃないよ?

ユーザー

フォロバしました。ありがとうございます。リムらないでください!←できれば。

ユーザー

Aさーん(´TωT`)

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