これは私の従兄弟から聞いた話です
聞いた中で1番ゾッとする話です
1945年終戦 Aは生き残り家に帰る前 母親に連絡した
昔の言葉はわからないので 現代風に直して書いていきます
A
戦争が終わったので
今から帰ろうと思います
A
1つお願いしたいことがあります
A
足をなくしてしまい
友人は両親とも戦争で亡くされて
帰る家も看病してくれる人もいない
A
一緒に連れて帰っても
よろしいでしょうか
母
ご無事で何よりです
母
あなたもわかっているでしょう
母
精一杯なのです
母
その看病とまでなると
お金もないし
手に負えない
母
うちに病人はおけないわ
A
わかりました
お母さん
ありがとうございました
これが母がAと話した最後となった
Aは生き残ったにもかかわらず
自殺したのだ
皆さんはなぜ彼が自殺したのか わかりますか?
<解説>
友人=A のことであり
友人ではなくA本人が 足をなくしてしまったのだ
Aは自分の家庭の経済状況が苦しいことがわかっていた。
家庭が苦しい中で足を失った自分を 必要としてくれるか
それを確認したかったのである
母親の 「病人は置いておけない」 と言う言葉で
自殺を決意したのである
2つ目の作品
なかなか悲しいお話でした
友人ではなく 「自分が足をなくした」 と言っていたら
状況は変わったのか それとも変わらなかったのか
それでは See you again🦋