南雲 薫
南雲 薫
南雲 薫
南雲 薫
南雲 薫
南雲 薫
南雲 薫
南雲 薫
南雲 薫
南雲 薫
南雲 薫
南雲 薫
南雲 薫
南雲 薫
南雲 薫
南雲 薫
南雲 薫
南雲 薫
南雲 薫
南雲 薫
夏休みになり,天㞢龍村(アマノリュウ村)に帰ってきた。私は...。 1年間,"想いびと"に会えなかった。
そして…高校生最後の夏。
「涼に会いたい。」 突然,そう思った。 その衝動に駆られ,私は涼にメールをすることにした。
鈴
涼
鈴
涼
鈴
涼
8月13日
ちょっと緊張するのはなぜだろう(//∇//)
鈴
元気かな?
涼
涼
元気だよ
鈴
全然連絡しなくてごめんね🙇♂️
涼
こちらこそごめん🙇♂️
涼
ごめん
鈴
でも,お互い部活も勉強も忙しかったからね
仕方ないよ!🤲
鈴
甲子園決勝進出って新聞に載ってたね〜!
鈴
感動だわ!🥳
涼
鈴
鈴
涼
鈴もお疲れ様!
鈴
鈴
涼
鈴
涼
涼
涼
鈴
涼
鈴
鈴
涼
変わってないよ!
絶対に消防士になる😁
鈴
鈴
涼
進学先
鈴
鈴
鈴
鈴
鈴
涼
涼
鈴
鈴
諦めてる🤦♀️
涼
涼
涼
涼
涼
鈴
鈴
鈴
涼
涼
鈴
涼
この会話も
この感じも
鈴
涼
鈴
鈴
鈴
鈴
鈴
私たちの村に!!
涼
涼
涼
鈴
私と涼と蒼くんと凛ちゃんは 同じ日に同じ病院で生まれ 運命的な出会いをした4人だ!
自然豊かな,私たちの住んでいた“天㞢龍村”には病院が1棟しかなく, 村で生まれる人はいつもその病院で生まれる。
そしてこの4人は 保育園・小学校・中学校を共に過ごしてきた。
中学生の頃,蒼くんと凛ちゃんは親の都合で 隣の大きな町に引っ越してしまった。
天㞢龍村には,高校もあるのだが、 私は隣町の高校に進学し,寮に住みながら通っている。 ちなみに,涼は天㞢龍村の高校に通っているよ。 涼は野球部で私は合唱部だよ〜٩(ˊᗜˋ*)و
鈴
鈴
鈴
涼
鈴
涼
涼
鈴
涼
鈴
鈴 が 涼 を招待しました。
鈴
涼 が参加しました。
凛
久しぶりね!
凛
涼
凛
うるさいほどにね!
涼
鈴
凛
そんなにやわじゃないわよ笑
陰陽師の娘の精神は強いのよ〜!(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑
鈴
涼
なんか安心。
凛
涼
昔から,リーダータイプでお調子者の凛が,冷静沈着な大人しい女になってたら反応に困るじゃねぇか!!
鈴
凛
鈴
だって,ほら!保育園の時からいつも助けてくれたじゃない!
そんないつもの凛ちゃんが好きだよ〜🥰👍
凛
凛
凛
昔から変わってないじゃないの!笑
鈴
凛
ほんとにいい子だわ〜(/≧ω\)
鈴
ありがとう〜!
蒼
鈴
涼
久しぶりだな!
蒼
蒼
蒼
蒼
凛
凛
鈴
もしかして,他の人と間違えたのかな?
涼
あいつ,昔から友達多いし俺みたいな名前なんか,いくらでもいそうだからな〜
鈴
今の高校でも蒼くん友達たくさんいるみたいよ〜!
涼
蒼も変わらねぇな!笑
凛
凛
蒼に涼をこのグループに入れるっていうの忘れててさ
ごめんよ🙏
鈴
蒼くんと凛ちゃんは兄妹だけど,実の兄妹ではない。 凛ちゃんのお母さんは凛ちゃんを産んでから亡くなってしまった。
その5年後...
シングルマザーだった蒼くんのお母さんと凛ちゃんのお父さんは結婚した。 もともと幼なじみだった,凛ちゃんのお父さんと蒼くんのお母さんは 霊媒師と陰陽師の家系なんだ〜かっこいいよね〜٩(ˊᗜˋ*)و
蒼
さっきはごめんな!
懐かしすぎて涼だと思わなかったんだよ笑
涼
蒼
蒼
涼
こっちの高校で,友達わんさかいるぞ!
蒼
マジか...。
涼
蒼
凛
なんていうか,爽やか?
鈴
涼
涼
めっちゃポジティブで友達想いなところ
蒼
まあ,ありがと
涼
鈴
涼
凛
蒼
凛
凛
鈴
凛
鈴
忘れてた!
凛
天㞢龍照神社(アマノリュウテル神社)の巫覡(フゲキ)じゃない?
鈴
凛
あれから,6年たったでしょ?
凛
天㞢龍照祭で
凛
凛
凛
鈴
そうなんだ!
"あれから"もう、6年なんだ...。
鈴
涼
凛
凛
蒼
鈴
もちろん,舞もしっかり見るよ!
涼
凛
舞が終わったら時間あるし!
蒼
朝から集合で,夜は花火見て,その後,鈴の母さんの民宿でみんなで泊まるか!
鈴
凛
涼
鈴
凛
今日はもう遅いので解散にしてぐっすり寝ましょう!
そしてまた明日!
鈴
凛
凛
鈴
凛
涼
鈴
蒼
8月14日,前日祭,当日
私は,朝7時に起きた。
みんなに会えるのが,楽しみすぎて あまり眠れなかった(´・ω・`)
早く起きたから、 日の光浴びて,シャワー浴びて,スキンケアして, 髪の毛乾かして,お気に入りの服着て,メイクもした。
あ、ご飯食べるの忘れてた!(。-∀-) 女の子は,忙しいのよね笑
みんなのことを想うと, こう,さ,ね!...胸がドキドキしてさ。 いつもの無口な私じゃないみたいで。不思議なんだ。 みんなと離れて,気付いたことがあるんだ...。
私にとって,涼と凛ちゃんと蒼くんは
もうすでに特別な存在で,自分の一部。
なんだ...ってことが。
8 : 45
鈴
鈴
凛
鈴
突然,凛が後ろから抱きついてきた。
鈴
凛
鈴
凛
鈴
凛
たわいもない会話をして、 かれこれ、25分が経った_。
9:10
涼
申し訳なさそうな,顔をして涼がやってきた。
凛
鈴
鈴
そう言って,私は持参した,ウェットティッシュで 彼の頬の汚れを拭き取った。
凛
涼
涼
涼
凛
鈴
凛
凛
そんなことを話していたら,蒼が眠そうな顔をしながら 歩いてきた。
蒼
凛
今までどこにいたのよ!
蒼
蒼
凛
以外ね...。
凛
楽しみましょ〜う!
鈴
涼
蒼
みんな"茜さす思い出の場所"に集まった。
鈴
凛
蒼
涼
鈴
そして
思い出の駄菓子屋で,定番の駄菓子を買い, またこの場所に戻ってきた。
このシダレヤナギの巣窟を抜けると
私たちの居場所が
顔を見せる...。
一面に広がる青い海
蜃気楼の境目が見えない
目を奪われるほどの青が
広がっていた__。
変わらない
鈴
変わらない,私たちの"居場所"だ。
凛
涼
蒼
鈴
私たちは,息を呑み叫び出した。
蒼
凛
私たちは,全速力で遊んだ。
声を枯らし,体が燃え尽きるまで
遊び続けた
私たちの空白の6年間を
埋めるために_。
凛
鈴
涼
凛
蒼
凛
鈴
涼
蒼
凛
蒼
鈴
涼
蒼
鈴
とても微笑ましかった くだらない会話。
その光景は,私にとって眩しく 一生消えることのない記憶になった。
時刻は,黄昏時_。
茜さすこの場所が,
愛しい君の頬に紅潮を注いだ__。
そして,夕刻になった。
凛
鈴
凛
鈴
蒼
凛
鈴
涼
鈴
涼
凛
鈴
凛と鈴が準備しに行った。
蒼と涼は,待っている間どうでもいい会話をしていた。
蒼
涼
蒼
涼
蒼
涼
涼
涼
蒼
蒼
涼
涼
蒼
蒼
蒼
鈴と凛は民宿に着いた
鈴
凛
鈴と凛は浴衣に着替えだした。
祭りに浴衣は定番よね?(o´艸`)
凛
鈴
凛
鈴
鈴はキキョウの花が装飾された浴衣を着た。 凛はナデシコの花が装飾された浴衣を着た。
白百合色を基調とした浴衣に青藍色の美しい帯。 髪の毛を結い,キキョウの髪飾りもつけた。
鈴の母
鈴の母
鈴
鈴
鈴の母
凛
鈴の母
鈴の母
鈴
凛
鈴の母
鈴の母
鈴
20 : 45
凛
鈴
涼
蒼
蒼
凛
蒼
凛
蒼
蒼
凛
凛
鈴
鈴
凛
鈴
涼
鈴
鈴
鈴
鈴
鈴
涼
涼
鈴
鈴
涼
21 : 00
目の前に、大きな音と共に 色鮮やかな,大輪の花が咲き始めた__。
夏は始まったばかりだというのに__
__夏の終わりのような涼風が私の頬をよぎった。
鈴
涼
鈴
鈴
涼
鈴
鈴
鈴
1番大切な人を
自ら,手放すなんて...。
涼
涼
鈴
鈴
なんて...
くだらないことを考えてしまった。
涼
鈴
涼
涼
涼
涼
鈴
鈴
涼
涼
涼
緊張しすぎて,覚えていないけど
ちゃんと,話せていたかな
私は,頷いた。
彼が何を私に伝えるのか
...分からないけれど。
愛しい人の_真っ直ぐな瞳に映る
大輪の花は,恋の知らせを届けているかのように__
__淡い光が,私たちを包み込んだ。
21 : 30
蒼
凛
涼
美味しかったです
鈴の母
鈴の母
腕によりをかけたわ!(o´艸`)
鈴
蒼
蒼
涼
涼
鈴の母
鈴の母
凛
鈴の母
鈴
鈴
鈴
鈴
鈴の母
鈴ったらあんなに笑顔で...
鈴の母
鈴の母
鈴の母
鈴の母
鈴の母
凛
凛
凛
鈴の母
凛
鈴
鈴
鈴
凛
鈴
何やかんやあって,私たちの前日祭は幕を閉じた。
南雲 薫
南雲 薫
南雲 薫
南雲 薫
南雲 薫
南雲 薫
南雲 薫
南雲 薫
南雲 薫
南雲 薫
南雲 薫
南雲 薫
南雲 薫
南雲 薫
南雲 薫
南雲 薫
南雲 薫
南雲 薫
南雲 薫
南雲 薫
南雲 薫
南雲 薫
南雲 薫
南雲 薫
南雲 薫
南雲 薫
南雲 薫
南雲 薫
南雲 薫